チョン・キョンファ [音楽]
朝から暗い雲の下,雨が降り続いている。気温は7,8度。夜からは雪になるかも知れない。
昨日タイヤ交換したので,安心して,のんびり音楽を聴きながら建物明渡訴訟の訴状作成。
最近出たカルロ・マリア・ジュリーニのCDの内,チョン・キョンファ/ヴァイオリンによるチャイコフスキーのコンテェルトを聴いた。凄い。最近は日本人の若手演奏家がチャイコフスキーコンクールで何人も優勝しているが,この人の並外れたテクニックと曲に込めた気迫に思わず涙がこぼれる。
前にも書いた「CD名盤」の中で,著者3名とも,この人の演奏を絶賛している。
このCDは,チョン・キョンファがベルリン・フィルとの初協演のライブで,演奏後,拍手が鳴り止まない。
アメリカでのコンクールでは,ヴァイオリン界の巨匠であるアイザック・スターン(ユダヤ系)の逆差別を受け,それを跳ね除け1位になったのだそうだ。
この後聞いたジュリーニのブルックナー7,8番は,マタチッチの巨体から搾り出されるブルックナーのイメージが焼きついているので,少し優し過ぎると感じた。ジュリーニの歌うような声が聞こえる。
雨の日曜日,心の洗濯の日だった。
昨日タイヤ交換したので,安心して,のんびり音楽を聴きながら建物明渡訴訟の訴状作成。
最近出たカルロ・マリア・ジュリーニのCDの内,チョン・キョンファ/ヴァイオリンによるチャイコフスキーのコンテェルトを聴いた。凄い。最近は日本人の若手演奏家がチャイコフスキーコンクールで何人も優勝しているが,この人の並外れたテクニックと曲に込めた気迫に思わず涙がこぼれる。
前にも書いた「CD名盤」の中で,著者3名とも,この人の演奏を絶賛している。
このCDは,チョン・キョンファがベルリン・フィルとの初協演のライブで,演奏後,拍手が鳴り止まない。
アメリカでのコンクールでは,ヴァイオリン界の巨匠であるアイザック・スターン(ユダヤ系)の逆差別を受け,それを跳ね除け1位になったのだそうだ。
この後聞いたジュリーニのブルックナー7,8番は,マタチッチの巨体から搾り出されるブルックナーのイメージが焼きついているので,少し優し過ぎると感じた。ジュリーニの歌うような声が聞こえる。
雨の日曜日,心の洗濯の日だった。
タグ:チョン・キョンファ
2009-12-06 15:16
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コメント(3)
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チョン・キョンファのヴァイオリンは、チョン・トリオの実演で聞いたことがあります。ヴァイオリン音痴の私にも違いのわかる音でした。
(もっともそのときは、チョン・ミョンフンのピアノのうまさに驚いた印象の方が強いのですが・・・。)
チョン・ミョンフンの「幸せの食卓」という楽しい本もありますので、よろしかったら是非どうぞ。食べ物と音楽と自然が好きな方におすすめです。チョンきょうだいがもっと好きになると思います。
by midori (2009-12-07 16:52)
チョン・キョンファは随分前から知っておりましたが,食わず嫌いだったのか,この演奏を聴いて降参です。
このあとジュリーニのブルックナーを聴きましたが,生ぬるいと思いました。
審査でスターンに意地悪されたそうですが,日本でも韓国に対する差別感情があったと思います。戦時中のことからすべて反省しなければいけませんね。そのようなことから,キョンファの人気が上がらないのでしょうか。
チョン・ミョンフンの本,是非,読みたいと思います。
以前,「ミョンフンは,いつもマルゴーを飲んでいるらしい」と先生が言っておられましたが,この本からですか。
それでは!
by hitoshi (2009-12-07 17:56)
マルゴーではなく、ランシュ・バージュですね。
「先生」は勘弁してください(笑)
by midori (2009-12-07 18:03)