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エマニュエル・パユのバッハ [音楽]

夜中から強い雨が降り続いていたが,午後から晴れ間も出た。
今日は午前中に仕事を片付け,待ちに待ったパユのバッハを聞く。

発注から2ヶ月ほどかもしれない。

パユは元ベルリン・フィルの首席フルート奏者だが,バッハの曲でフルートというと,オーレル・ニコレ
を愛好している。彼も,元ベルリン・フィルの首席,バッハの管弦楽組曲で好きになった。

ニコレの演奏は余計な装飾を一切排し,曲のもつエッセンスで聴く者に直接語りかける。
何十回聞いたか知れないが,私は,ニコレがベストだと思っている。

パユのCDは,ブランデンブルグ協奏曲5番,トリオソナタBWV1038,パルティータイ短調BWV1013,管弦
楽組曲2番が収録されている。
ブランデンブルグは,フルートはもちろん,ハープシコードが素晴らしい。フルートソロによるパルティー
タは,うっとり何回でも聴きたくなる。

さて組曲2番は,ニコレと異なり,遊び心が随所に現れている。
かつての名フルーティスト,ランパルの演奏は,華麗な装飾音を駆使した名人芸を聞かせてくれたが,それ
でも私はニコレ派だった。
パユのフルートは,抑制された中に遊びがある。

パユ.jpg


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