アルゲリッチ＆フレイレ

今日は朝から強い雨と風が吹いたが，３時ころから晴れ間が出た。
紅葉は，風とともに舞っている。

３時頃に仕事に区切りをつけたので，ＣＤをかける。
2009年ザルツブルグ音楽祭のマルタ・アルゲリッチとネルソン・フレイレのピアノデュオ・ライヴ。
ザルツブルグ音楽祭５０周年記念ボックス25枚セットを購入した中の１枚。
グラモフォンから単独でも出ているが，私は，25枚組みの最後の25枚目から聞いた。

①ブラームス／ハイドンの主題による変奏曲　②ラフマニノフ／交響的舞曲　
③シューベルト／ロンドイ長調　④ラヴェル／ラ・ヴァルス　の４曲

いずれも素晴らしい。ブラームスはオーケストラ版も良いが，大家２人のピアノデュオは悠々として
ライヴに引き込む。
ラフマニノフは，近代の音楽。モダンとラフマニノフ特有の超絶技巧がちりばめられている。
両人の縦横無尽に弾きまくる，モダンなリズムとメロディーが魅力的だ。
シューベルトは，聞く者を幸せにしてくれる。

圧巻は，ラ・ヴァルス。この曲もオーケストラ版を聴く機会が多いが，ライヴならではの火花散る二人
の競演，凄演である。

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