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吹雪のクリスマス [音楽]

台風のような嵐が過ぎ,イヴの24日は,ホワイトクリスマスならぬ吹雪のクリスマスイヴとなった。
今朝も雪,大雪の情報が出ている。

midoriさんからウィーンのチョコレートクッキーのクリスマスプレゼントをいただいた。
我が家では年寄り夫婦が,ウィーンのお菓子とスパークリングを飲んだ。

少し前のことになるが,HMVからレナード・バーンスタインのベートーヴェンCD・BOXが届いていた(11月
初め?)。
しかし,注文の記憶がない。どうしたことか。1ヶ月半もパッケージを開けないでいた。
今回,midoriさんとのメールで,このセットは,midoriさんが手配してくれたものだったことを知った。

以前,当ブログで,バーンスタインが亡くなる直前のライヴのベートーヴェン第7のことを書いたが,midori
さんが,このセットに入っていることを知ってのことだったのである。
私は,このセットのことは知ってはいたが,HMVの説明をよく読んでいなかった。相変わらずの粗忽者である。
BOXのシールには,[The 7th Symphony from Tanglewood,1990-Bernstein's lastrecording]とプリントされ
ている。

イヴの早朝,矢も盾もたまらず,第7を聴いた。かつて,FM放送で聞いたバーンスタインのベト7である。
普段耳にしているものとは全く異なる,ゆっくりと大地を踏みしめるような第7だ。
このひと月後に亡くなるのだ。今年はバーンスタイン没後20年。
これもmidoriさんからのクリスマスプレゼント。

イヴの夜が明け,寒い雪の朝,このセットに収められている,ピアノコンチェルト4番(ピアノはクラウディオ・
アラウ)とミサ・ソレムニスを聴いている。
コンチェルトのアラウのソロが素晴らしい。往年の大ピアニストである。バーンスタインも若々しい。あのジャン
プする指揮ぶりが見えるようだ。1976年人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルのガラコンサート
Liveだ。
2回も聴いた。

ミサ・ソレムニスは1978年アムステルダム・コンセルトヘボウLive,オーケストラもさることながら,ソロ,合唱
が良い。
以前聞いたザルツブルグでのジェームズ・レヴァインの指揮によるLiveとテノール:ルネ・コロ,バス:クルト・
モルは同じ。
バーンスタイン盤は,熱気に溢れている。

神信心,仏信心など全くない小生であるが,ベートーヴェンの大ミサ曲に聴き入っている。

バーンスタイン・ベートーヴェン.jpg


本年の仕事も24日すべて完了。あとは,御用納を待つばかりとなった。外は-5度,年内は寒いらしい。

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