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ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調,左手のためのピアノ協奏曲 [音楽]

どんより曇っており,気温は+4度。冬型は緩んだようです。

市内を走り回り,依頼された成果品をお届けする合間に,聞きたいと思っていたラヴェルのピアノ
協奏曲ト長調,左手のための協奏曲をツィマーマン(P)とブーレーズ指揮で聞きました。

先日ト長調については,ガーシュインの協奏曲との比較を書きましたが,左手も素晴らしい。
ト長調は,数ある古今のピアノ協奏曲の中でも屈指のものではないかと思うようになりました。
特にこのブーレーズとの共演が素晴らしく,ト長調は,やたらにジャズらしくなく,第2楽章のゆっくりと,
サティを連想させるメロディを,ピアノは一音一音をやわらかなタッチで明瞭に聞かせてくれます。

2曲目は「高雅で感傷的なワルツ」,ラヴェルの音楽はブーレーズならではです。
展覧会の絵のオーケストラ版を書いているラヴェルですから当たり前ですが,ラヴェルの管弦楽曲は
他の追随を許しません。「ラ・ヴァルス」とは違った味わいのワルツです。

ラヴェル/ピアノ協奏曲.jpg


CDを2回聞いたところで,再度お得意先に出かけるとしましょう。


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