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東京日記2012.1.14…その1 [東京日記]

大雪の青森を,早朝新幹線で東京に向かいました。
今回の目的は,①いとこの作品展示のある写真展を見る。②東京の橋を見る。この2点が主題の旅行でした。

初日14日,昼食
出発の何日も前から,日本蕎麦に決めていました。検討の結果,「神田まつや」,田舎者も絶対間違わないルートを。東京駅から地下鉄丸の内線で神田淡路町に,地上に出てすぐ「神田まつや」はありました。
これなら間違うはずはありません。名店は店の前にお客さんが並んでいます。
神田まつや.JPG
我々もしばらく並び,小生は,もりとかけを食べました。さほど広くはない店内に客はギッシリ,もりもかけもキリッとしてツユの味は良い。
この混雑様だと,打ち立て茹でたてとはいくまいと思われました。
池波正太郎が愛した蕎麦屋は,あまりの繁盛に,客としては複雑です。

冒頭に書きましたが,今回の2つの目的の内,橋を見る。最初は日本橋です。
日本橋は,数えきれないほど渡り,観察もしてきましたが,写真に収めていませんでした。
改めて,江戸以来の道路の起点「日本橋」をじっくり見ることにしました。
昔,河岸があったこの地,国宝日本橋です。
日本橋.JPG
橋には怪奇の守護神
日本橋守護神1.JPG

日本橋守護神2.JPG


江戸以来,日本の道路はここから連なる。
日本道路元標
日本道路元標.JPG
東京市道路元標
東京市道路元標.JPG

昔,東京は市でありました。

もう一つの目的,いとことは言っても随分年の離れたいとこですが,高校,大学時代,鉄道写真を撮るため,度々青森を訪れていました。そして,今は新進カメラマン。恵比寿の東京都写真美術館で「日本の新進作家展」に4人の写真家の写真展が開かれています。
東京都写真美術館.JPG
このような施設があるのは,東京ならではです。恵比寿ガーデンプレイスの一角です。

ちょうど,文筆家・大竹昭子さんとの対談が行われていました。
写真の本質に迫るやり取りに,胸打たれるものがありました。
絵画とは異なり,写真には事実に裏付けられた芸術性がある。
対談(北野・大竹).JPG


北野謙のライフワーク「our face」から,この写真を含めた特大プリントが展示されていました。
大竹さんの話だと,大きな焼き付けは,地震国日本ではしょっちゅう微妙な揺れがあり,非常に困難を伴うそうです。ちなみに今回の展示作品は,中国でのプリントだそうです。
our face.png


以前にも書きましたが,身内としていつも思うのは,メシが食えているかなということです。
立派な写真と対談,そして立派な施設でした。そして,たくさんの聴衆が印象的でした。


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コメント 2

jun

曇り空が広がっていますこちらでは雨がほしいところです、
北の各地雪の多さがニュースになっています。

美味しい蕎麦に出会えてよかったですね
今は蕎麦人口よりラーメン人口のほうが多く
ラーメン所は毎月どこかで開店してしているようです。
 
尊敬する麺制作のご主人の言うことには
蕎麦は おつゆ だしにが一番と言います、おつゆの違いも
静岡辺りから、違いを極めて下さい。


日本橋もこうなっているのですね近くで見たことありません
東海道を歩くと言う人はここが出発点なのですね。

「日本の新進作家展」の芸術家の
新進カメラマン従兄弟さんこの方の作品 特大プリント は
外山ひとみさんの写真と共通するところがあり彼女の写真は
ギネスブックにのっています おもしろいものですね。


芸術に触れあちこち移動心豊かに足腰も鍛えられますね。
by jun (2012-01-16 16:43) 

hitoshi

こんばんは!

どうやら,青森の雪も少し落ち着いたようです。
蕎麦のつゆは,好みは辛目でカツオの効いた味です。サバ節なども使っているのでしょうか?

日本橋から各街道に伸びているわけですから,御地にも続いているのですね。
江戸の時代は,木造の橋でそれが架け替えられて,花崗岩による石造です。凄いものです。明日は続きの勝鬨橋です。これは凄いです。初めて見ました。

いとこの写真を親子で観ましたが,うーんと頷く場面もありました。
外山ひろみさんは,今や大ベテラン。いとこにも頑張ってもらいたいです。

芸術や重要文化財に触れるため歩き回りましたが,今日も足腰が痛みます。トレッキングのないこの時期は運動不足です。


by hitoshi (2012-01-16 18:12) 

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