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幕末太陽傳 [映画]

台風のような一夜が明けました。
夜11時ころから風が強くなり,朝6時頃には風が少し弱くなりましたが日中は風雨が残りそうです。

幕末太陽傳2.jpg

NHK-BSで川島雄三監督の代表作「幕末太陽傳」を観ました。
川島監督は,青森県むつ市の人。毎年,川島忌がむつ市で行われています。

脚本が川島監督のほか,今村昌平,音楽:黛敏郎,監督助手:浦山桐郎
キャスト:フランキー堺,左幸子,南田洋子,石原裕次郎,金子信雄,山岡久乃,小沢昭一,芦川いづみなど,往年の名優が掲げきれない。

何分昭和32年の作品なので,映画を見ても,何という俳優かにわかにピントきません。
落語「居残り佐平次」が下書きですが,映画の最初の場面は,昭和30年代の品川の風景から始まります。
寺山修司の「田園に死す」の終わり,新宿の街頭の脇で,主人公と母親がご飯を食べているシーンを連想しました。

何と言ってもフランキー堺が素晴らしい。そして,左幸子と南田洋子のつかみあいの喧嘩には目を瞠りました。
これに比べると,石原裕次郎,小林旭,二谷英明の芝居はいただけません。

以前から見たいと思っていた映画でした。
スタッフ,キャストとも空前絶後の豪華版で,当時の日活の大盤振る舞いだったのでしょう。

2011年,ディジタル修復版が公開されています。
幕末太陽傳1.jpg



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