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ドリス・デイ 87歳のアルバム [音楽]

いつ頃だったか?見上げるような青い空に合うのは,「クラシックではメンデルスゾーンのイタリア,ポピュラーではドリス・デイ」と,記事を書いたことがある(ブログ開設間もないころ?)。
すかさずmidoriさんから,ドリス・デイがメンデルスゾーンの「歌の翼に」を歌っている姿がyoutubeにあると教えてくれた。

おととい,そのmidoriさんから,ドリス・デイの「マイ・ハート」という新譜が届いた。
87歳になる彼女の新譜である。以前の録音も入っているが,昔聞いたドリス・デイの歌そのものである。
日本の歌手を引き合いに出すのはおかしいが,誇張したこぶしなどのため私は演歌を好まない。

青空に突き抜けるような彼女の歌声は,ジャズの女王エラ・フィッツジェラルドや,ビリー・ホリデイとも次元が異なる。
全編すばらしいが,小生の好みを言わせてもらえば,いまや指揮界のカリスマ,アンドレ・プレヴィンのピアノとの名曲「マイ・ワン&オンリー・ラヴ」,ジョー・コッカーで知られている「ユー・アー・ソー・ビューティフル」,そしてなんといっても「ディズニー・ガール」だ。彼女が語りかけるように歌いかけ,絶妙な口笛が寄り添う。身震いする。

彼女の歌心は,年齢を重ね深みを増している。聞き終えるたび涙がにじむ。
このアルバムをプロデュースした,亡き息子の才能が伝わってくる。

ドリス・デイ「マイハート」.jpg


midoriさん,感動をありがとうございました。


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