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真夏の田代湿原と眺望山 [トレッキング]

8月3日,裁判所の仕事がお昼で終わり,午後の仕事はサボって田代に出かけた。
下界は27度,田代平は細かい霧雨が降る20度だった。
真夏にしては気温が低い。

湿原は,高原植物の季節の変わり目である。

ウメバチソウやサワギキョウはこれからである。

木道脇のコオニユリ  好みの花だ。至るところにあるが,憂いがある。
コオニユリ.JPG

タチギボウシ  小生は,山の花の濃い紫に魅かれている。
タチギボウシ,これからのサワギキョウ,トリカブトなど,深い色の虜になっている。
里のギボウシは薄桃色だが,山のものは魅力的な深い色合いだ。

タチギボウシ.JPG


田代湿原への道路脇にオオウバユリが咲いていた。かつて宮城県に勤務していたころ,お盆で帰省する高速道でよく見かけた。大きくたくさんの花をつけている。オオウバユリとはよく名づけたもので,大乳母百合の意か。
太い茎に大きな花をつけている様子は,幼子に母乳を与える母を連想する。

オオウバユリ2.JPG


以前,湿原入り口のホウチャクソウ,眺望山のナルコユリを紹介したが,花のあと,両方共丸い実を付けている。
眺望山のナルコユリは,1年前にも同じ場所に一本生えていたが今年も一本。実は付けているが新しい芽は出てこないのか,自然は厳しい。

ホウチャクソウの実
ホウチャクソウの実.JPG

ナルコユリの実
ナルコユリの実.JPG


ナルコユリのすぐそば,春,ミツバアケビの花を見つけたその場所,覗いてみるとアケビが実をつけていた。
子供のころは,十五夜には枝に付いたイガ栗,葡萄,すすきのほかにアケビを供えたが,十五夜を思い出した。

アケビ.JPG


眺望山に出かけたのは,午後4時,陽が傾いて山道は涼しい。
山頂では,ヒグラシの鳴き声,汗だくというほどではなかった。これからはしばらく夕方のトレッキングがいいかもしれない。

青森はネブタが始まり,今日5日はネブタの人出が最高潮だろう。3日夜,カミさんとネブタに出かけたので,後程紹介したい。




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