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於:七兵衛や [食]

お盆間近,青森市内も帰省客が増えている。
11日土曜は朝,眺望山トレッキング,昼,相続登記の打ち合わせ,夕方,GさんMさんとの飲み会と多忙で楽しい一日だった。

はた善は予約できず「七兵衛や」にした。こちらの店は,趣向の変わった料理が売りの店である。

先付:クリームチーズ,つぶ,ツルムラサキ,メカブ,トコロテン,鮭の押し寿司
先付.JPG

お造り:右から,真鯛,カンパチ,カズノコ,ほや
お造り.JPG


本鮪のすき身:本鮪の中骨に残った身ををスプーンでこそげ取る。本鮪の身は別格である。
最近は,贅沢にも本鮪しか食べなくなった。しかも安く手に入る。

本鮪剥き身.JPG


焼き物1:七輪で焼く。まず,牛肉にさざえ。Mさんはさざえのつぼ焼きが好物である。

焼き1.JPG

焼き物2:写真は,ホタテと万願寺唐辛子。このほかに,本シシャモ,海老ほかがあったが,いつものとおり酔眼朦朧,そして,酒を飲み話に夢中になり,撮るのを忘れた。

焼き2.JPG

万願寺唐辛子は,京野菜として知られているが,ピーマンほど身が厚くなく大きい。そして青臭さを感じない。良い食材の美味しい食べ方に料理人の知恵が生きている。

締めは,黒豚とモズクの鍋:黒豚のばら肉,下北産のモズク。モズクの鍋は珍しい。スーパーでパックで売られているもののほとんどは沖縄産だ。青森は食材の宝庫だが,小生おすすめの筆頭はモズクである。
下北,竜飛・今別,深浦などの岩場に生える太く歯ごたえのあるモズクである。
生のモズクに熱湯をかけると鮮やかな緑に変わり,ポン酢で食べるのが普通の食べ方であるが,スーパーのパック商品にはない海の味がある。
黒豚とモズク鍋.JPG

この鍋も,撮るのを忘れ,いい加減食べたあとの物。

ビールと八海山を飲みながら,話が弾んだ。


明日は我が家と弟の墓参り。今日は一日早くカミさんの両親の墓参り。久しぶりに帰省した息子も墓参りだ。
年一度,殊勝な気持ちでお参りする。


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