眺望山そしてはた善

秋の天気となんとやら。青空が出ていると思ったら，雲が出て雨になるという具合に，出かけるにしても油断ならない。

憑りつかれたように，毎週土曜朝は眺望山トレッキング，昨日も山道を歩いていると雨がこぼれてきたが，大きなヒバの樹の下にいると濡れない。雨をやり過ごしてまた歩き出す。このごろは涼しくなったので汗だくということはなく，トレッキングには絶好だ。

登山道脇に名も知らないキノコが出ているが，知らないキノコには手を出さない。しかし，形も色もなかなか美しい。

下りの道々，キノコの出ている場所と樹種を見ると，太い赤松の近くにキノコが生えている。
これが食用ならばと少し残念だ。

十五夜前，アケビを採った場所を覗くと，紫を帯びた熟したアケビがなっていた。あっという間に秋が深まった。

夜は友人達と久しぶりの「はた善」に出かけた。いつもの通りお客さんが一杯，こんな店，ほかにあるかな。

まず，お造り　　本鮪赤身，活蛸，ソイ，八戸前沖鯖の炙り，赤貝
旨い。なんだろうと言いながらの炙り鯖は絶品である。ほかも格別の味。


鍋は蛤　　スープが旨い。一同，鍋から小鉢にあけ飲みつくした。

　　

ブリ大根　料理人の味は，家庭の味付けとは全く異なる。プロは命を賭けている。大根に味が沁みわたり，骨のついたブリの身はこれからの季節到来を予感させる。

先日，夏目商店からブリの頭を調達し，一部をブリ大根にしたが，こうはいかない。カミさんの食べる機会を作らないといけないということか。

フグから揚げ
若い友人達は，美味しい料理に飲み物もすすんだが，フグも気に入ったらしい。鶏肉よりも淡白で美味しい。


当夜の日本酒は福井・永平寺町の「黒龍」，今は岡山にいるＫさんが好きだった。元気でいるか。

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