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ワルター/ブラームス2番 [音楽]

今日も雨模様。
雨が続き,日ごとに寒くなるのだろうか。

厄介な仕事の調査をしながら,ブルーノ・ワルターのブラームス交響曲第2番を聞いた。
ブラームスの2番は,ブラームスの田園と言われるように,やさしく,やや悲しげで美しい曲である。
その曲をワルターの指揮とくればピッタリというほかない。

高校生の頃は,ワルター指揮の「田園」,マーラーの1番「巨人」,同じマーラーの「大地の歌」をレコードで聞いていた。

この録音は,1953年にニューヨーク・フィルハーモニックを振ったもので,現役引退前のものだ。
現役を退いてからは,コロンビア交響楽団を組織してたくさんの録音を残している。
この録音では,1楽章から3楽章までは優しく歌い上げ,4楽章では,一転,若い力が爆発したようなコーダを迎える。

ワルターのレコードでかつて聞いたことのない力を聞かせてくれる。

今朝のNHK・FMでは,ワルター指揮の「大地の歌」が流れていた。
小生がマーラーを好きになったのは,この曲,この演奏からであった。

ワルター/ブラームス2番.jpg





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