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ホロヴィッツ アット ホーム [音楽]

暖かい日が続いている。
2週間もすれば節分,立春である。
1週間前までの寒波がうそのようだが,このまま穏やかに過ぎれば言うことなしだが,そのようにはいくまい。

暖かい日の仕事の合間,超人的技巧を離れた「Horowitz at Home」を聞く。
ホロヴィッツの超人的技巧,旅芸人的などと言われているが,小生は,ヴァイオリンのハイフェッツ同様,ホロヴィッツに並ぶ者なしと両者を敬愛している。

辛口の批評家が多い中,「Horowitz at Home」については批判めいたことなどないのではなかろうか。
この録音は,タイトルのとおり,ニューヨークの自宅に録音機材を持ち込んで,普段の生活の中で録音したものだそうだ。音が良い。家庭でこのような音録りができるのだ。
そして,曲は,肩が凝らない優しさに溢れている。暖かい陽を浴びながらのピアノの音がピッタリだ。
ブックレットでは,ワンダ夫人(トスカニーニの娘)がソファーで聞いている。

シューベルトのセレナードは,このような曲だったかと何度も繰り返して聞いた。

ホロヴィッツ アット ホーム1.jpg


このCDは,単体でも発売しているが,小生はコンプリ-ト版の中の1枚,ホロヴィッツ晩年の7つの録音のものだ。小生の愛聴するモーツァルトの協奏曲23番もある。すべてオリジナル紙ジャケットに収められている。

ホロヴィッツ アット ホーム.jpg



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