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写真日和② [八甲田]

いつものように,午前は眺望山,午後は八甲田山中「田代湿原」と,最近4週間は同じコースで野山を巡っています。

今回も午後は田代湿原に出かけましたが,前回盛りのヒメシャクナゲ,ワタスゲがそろそろ終わりを迎えていました。それでも,雨の余滴を残した妖精は,来た甲斐がありました。
ヒメシャクナゲ.JPG

田代周辺は,レンゲツツジが咲き出しました。湿原を赤く染めています。
レンゲツツジ.JPG

終期のワタスゲ 綿毛がよれてきています。
ワタスゲ.JPG

コバイケイソウ 山に咲く植物の小さなものの中にあって,コバイケイソウの威容は目を瞠ります。
まるで三本の穂先をもった槍のようです。
コバイケイソウ.JPG

ホウチャクソウ 一週間の時の経過で,花は老女の姿になりました。
ホウチャクソウ.JPG

ズダヤクシュ
三浦章男先生によれば,漢字では喘息薬種を充てていますが,ズダはぜんそくの地方の言い方だそうで,ぜんそくに効く薬草なのでしょう。
ズダヤクシュ.JPG

ツマトリ草  調べた結果,この名に落ち着きました。褄取を充てるらしい。
IMG_1042.JPG


田代湿原は,青森市内から4,50分,日露戦争前夜の八甲田山雪中行軍遭難の地を通ります。
鳴沢第二露営地にはまだ残雪がありました。その名の通り沢が流れています。
鳴沢露営地.JPG

八甲田山中は,つんざくような山春蝉の大合唱です。八甲田に初夏がきました。







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