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クラシックの迷宮 [音楽]

関東までは梅雨明けですが,東北北部はまだのようです。今週は傘のマークが並んでいます。
先週までは,超繁忙の日々でしたが,今週は音楽を聞く時間ができました。
ブルックナー5番を聞きながら,最近視聴する番組を紹介します。

タイトルの「クラシックの迷宮」は,タイトルも内容も気に入っています。
NHK・FM土曜午後9時からの1時間,再放送は月曜午前10時からです。
解説は,片山杜秀氏,驚異的な博覧強記(と,番組のブログに書いています。)によって,古今東西のクラシック音楽を縦横無尽に解体,組み立て,解説を試みています。まさに博覧強記そのものです。

私のようなへそ曲がりの音楽愛好者を,これでもかというばかりにノックアウトしてくれます。

特に私は,第3週の「話題の新録音」。第4週の「NHKアーカイブスによる稀少音源によるもの」を好んでいます。
話題の新録音では,かつて紹介した,山田和樹のストコフスキー編「展覧会の絵」。
つい最近の放送では,巨匠によるリハーサル音源「バーンスタイン指揮ボストン響のメシアン・トゥランガリラ交響曲」,「フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管・ベートーヴェン第九」。

トゥランガリラ交響曲は1945年バーンスタイン指揮ボストン響で世界初演されたようですが,その前日のリハーサルです。小澤征爾指揮のCDでも有名ですが,バーンスタインの指揮によるトゥランガリラは,バーンスタイン自身の曲ではないかと思わせるものでした。

フルトヴェングラーでは,第九の4楽章のリハーサル録音でしたが,すさまじいスピードと熱気こもるものでした。
実況盤よりもテンポがものすごく速いような気がしました。鬼気迫るものです。

いつもマニアの心をくすぐる放送を選んで視聴するのですが,気に入った番組があってもつまらない番組に改編されてしまいます。

最近のテレビでは,3月までのNHK・BSⅠ平日夜11時の「エルムンド」の代わりに,同じ時間帯の「その日のMLBを中心にしたスポーツ」を見ています。国内のプロ野球は見ないのに,なんといってもMLB,ダイナミックです。
年寄りが11時過ぎまでその日のMLBを見て睡眠に入るのですが,これも寝酒代わりのようなものです。

この記事を書きながら聞いていたカラヤンのブルックナー5番もいいです。4,7,8番に負けず劣らずの名曲名演です。







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