七兵衛や2014.4.8

日中は１５度まで上昇した８日火曜でした。
午前中で仕事を片付け，午後は，３月末に東京から送られてきた息子の荷物を，就職先の寮に送り返す作業が待っていました。
受け取った荷物は，単身パック２台でしたが，送り返した荷物は単身パック１台，狭い寮に格納するするためにはこれでもぎりぎりでしょう。

小型冷蔵庫，洗濯機，電子レンジは，これまで我が家で使っていたものと入れ替え，古いものは廃棄することにしました。さしずめ，親が子のお下がりを使用することになりましたが，これらの電気製品は大学入学の時に用意したものです。荷物を送りだしこれで息子の社会人入り完了，親のなすべきことも完了しました。

ひと段落したあとの夕方，出張のmidoriさんと七兵衛やへ
カウンターを予約していました。カウンターだとガラスケースの魚が見え，親方の姿も見えるので，敢えてカウンターということにしました。

いつもなら親方おまかせにするのですが，青森の春の刺身と特製帆立コロッケをいただくことに決めていました。

まず，前菜は，鮟鱇共和え，クリームチーズ，つぶ貝煮，青菜のおひたし，根曲竹，玉子豆腐ほか
鮟鱇共和えは津軽では普段の食事に出されたものですが，若い奥様は作れないものの一つかもしれません。味噌と鮟肝をすり鉢ですり，鮟鱇の身を和えたもの。鮟肝の旨さが肝です。


刺身盛
蛸（足と頭），うに，帆立，ほっき貝，鮪赤身，鯨，ふぐ（白子添え），かんぱち，本鮪脳天あぶり，なまこ他。
最近特に蛸の刺身を食べたいという気が強いのです。年を重ねて食の嗜好が代わってきたのか，それも，蛸の大きな吸盤の食感がたまりません。
ふぐは白子も添えられて，家庭ではお目にかかれません。ふぐの歯ごたえは贅沢です。
最近のニュースでは，食べられなくなるかもしれない鯨，鯨の刺身は大好きです。子供の頃，鯨は安価な物でしたが刺身は食べたことがありませんでした。
midoriさんはなまこが苦手，私がすべていただきました。


大きな帆立コロッケ
野球のボール大のコロッケです。私が箸で割ったため見栄えがよくありませんが，親方の話だと帆立を２，３個使っているらしい。そして，ジャガイモ，玉ねぎなど具だくさん。帆立は貝柱のほかにひもも使われています。
食べ進むにしたがって，おなか一杯になりました。
暑い季節，コロッケ１個でビール何杯でもお代わりができるかもしれません。
カミさんにおみやげ１個。



旨い魚とビールと清酒「豊盃純米吟醸」，家に帰ると酔っていました。
いつも写真の前に箸が出るのですが，今回はmidoriさんのチェックが入り事なきを得ました。


息子の荷物は，入りは単身パック２台，出は単身パック１台。したがって差引１台分は親元に残った勘定です。親元ではその格納に困っています。
私の意見は棄てるですが，カミさんはなかなか捨てられません。

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