カキラン，カオジロトンボ2014.7.26

熱帯夜でした。エアコン頼みとトレッキングの疲れで眠ることができました。

２週間ぶりの田代平湿原です。湿原でも２５度。
予感していた通り，キンコウカは終期を迎えていました。



濃い青紫が眼を引きます。里のギボウシは淡い色ですが，タチギボウシの濃い花に虫も寄ってきます。



１年前に咲いていたカキラン（柿蘭）が同じ場所に咲いていました。今の時期だけ１週間ほど咲く貴重な花です。


コオニユリも咲き始めました。この花のオレンジは，かんかん照りの青空に映えるのですが，折悪しく曇り空でした。



これもワレモコウ（吾亦紅）。ナガボノシロワレモコウ（長穂白吾亦紅）は湿原でたくさん見ることができます。
細かい花が集まって穂状になっていますが，薄い水色を写真では再現できませんでした。



カオジロトンボ（顔白とんぼ）が飛んでいました。正面から見ると眼と眼の間が白いために付けられた名のようです。辛うじてその白がわかります。

木道に停まりました。

田代平湿原では，これからの時期，珍しいトンボを見ることができます。

たくさん飛んでいるアキアカネ

今日はルリイトトンボを見ませんでした。

ここにもオオウバユリ。湿原への道のブナの傍らに咲いていました。


まだサワギキョウやウメバチソウは見えません。
来週は８月，ネブタが始まります。観光客がこの田代平湿原にも訪れるでしょう。

今日も暑くなりそうです。

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