暮の夏目商店2014.12.27

今日から長い年末年始の休みが始まりました。
昨日２６日は，本年の仕事の最後の仕上げをお得意様に届けることができ，裁判所から何とかと依頼された仕事が終わったのが午後２時半でした。

事務所に帰ると，１月５日午前１１時に取引の立ち合いの依頼があり，準備のため青森市役所に出かけて，事務所に帰ったのが午後４時３０分。これで平成２６年の仕事のすべてが終わりました。
年末の休み中，のんびりとこの仕事の準備です。

今年の１２月は例年にない大雪になりました。１２月２７日朝の青森市の積雪８０㎝，これまでに経験のない１２月の積雪です。冬本番を迎えるに当たり困惑しています。

今朝は，奈良の友人から要望のあった青森ホタテの発送のため，なじみの「夏目商店」にお邪魔しました。
店では，忙しそうにしており，社長から「精算は後日にして」と言われる始末，１年で１番忙しいときです。

並んでいる魚たちを紹介しましょう。これらが家庭の正月のお料理に変わることでしょう。

生イクラ　鮭の腹子です。家庭ではその家の味付けでイクラを作ります。


ナマコ　津軽の正月にナマコは欠かせません。ナマコの三杯酢は津軽の味です。


ババガレイ　子供のころからカレイの煮付けと言えばババガレイ，子持ちは絶品です。宮城県ではナメタと呼び，正月は目が飛び出るような高値がつきます。これで２，０００円くらいか。


ヤリイカ　秋から春まで，イカの刺身はヤリイカです。透明で甘さがあります。


真鱈　青森県では真鱈が獲れ始まるのが冬到来の時期です。オスの白子が珍重され，オスの方が高価です。ちなみに下の写真はメスで，腹の子が見えています。津軽では，人参と子合えにします。


本鮪　大間ならずとも，津軽海峡一帯では本鮪が海峡を鮪が行き来していますから，美味であることは間違いありません。先日銀座の寿司店で食べた鮪は，津軽海峡産と言っていました。


カワハギ　本カワハギとウマヅラが一緒でした。カワハギの刺身は旨い。


真ゾイ　歯ごたえがあり，少し脂ののった白身は美味です。


ハマグリ　子供の頃，貧乏暮らしの家庭では，蛤を食べたことはありませんでした。蛤を食べるとハイソな味がします。東京で握りに煮蛤が出ました。


明日からは，今年１年の仕事の総点検と確定申告の準備をします。
あっという間にそのような季節を迎えたような気がします。

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