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グダリ沼2015.9.27 [グダリ沼と田代平湿原]

例年,10月初めにグダリ沼でキノコ(イグチ)を収穫し,夜はキノコ汁をいただくのが我が家のキノコの習慣になっています。
今年は10月初めに上京するので,少し早いかなと思いつつグダリに出かけました。
暑くもなく,広い草原を歩くのは気持ちがよい。

今日は十五夜,牧草地はススキが陽を浴びています。

ススキ.JPG

グダリ沼のバイカモが咲きだしました。対岸近くの水面に花が一斉に咲いています。

バイカモ.JPG

グダリ沼は心なしか秋の色

グダリ沼.JPG

目指したキノコはまだでした。

メマツヨイグサの黄色い群落。太宰の「富士に月見草」の月見草はこの花か?

メマツヨイグサ.JPG

傍らにノコギリソウ。鋸刃のように葉がギザギザです。

ノコギリソウ.JPG

キノコの収穫はありませんでしたが,大好きな花の収穫がありました。
秋の好みの花,きれいな花には棘ではなく毒があります。
山の花の愛好者には好かれています。濃い紫を求めて毒を厭いません。
昨年見つけたあたりを車で走ると,ノコンギクの薄紫よりも一層濃い紫が眼に入りました。
一年ぶりの再会。
この葉はトリカブト,食べられるモミジガサやヤブレガサではありません。要注意!

オクトリカブト1.JPG

オクトリカブト2.JPG

私の持っている本では,オクトリカブト。形容しがたい花の形と濃い紫に魅了されています。
この花は,なぜか同じ場所に咲かないのです。きっと何年かに一度花をつけるのではないでしょうか。
一年後にはどこに咲くのか。
3,4年前,グダリ沼の採草地のミネザクラに,からまるように大きな株のトリカブトがたくさんの花をつけましたが,その後その場所で見ていません。
毎年のように書いていますが,悪女の深情けならぬ,毒草の底知れぬ魅力です。

明日は,久しぶりに忙しくなります。間もなく本年度上半期の締めですね。



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