アート・ブレイキー／モーニン

土曜の朝，冷たい雨が降っています。
雨の日は，音楽が一番。前回は，サンジェルマンのジャズ・メッセンジャーズを聞きましたが，今朝の一枚は，1958.10.30ブルーノートのスタジオ録音です。サンジェルマンの方は，同年12.21ですから，約２か月前のものです。



モーニンと言えば，ＮＨＫ・ＢＳで放送されている「美の壺」にも使われるなど，ＴＶのバックで流れています。不滅の名曲です。
サンジェルマンと本盤の両レコードにも収録されているのが，「モーニン」「ブルース・マーチ」ですが，本盤は都会的な演奏ですし，サンジェルマンは，クラブの聴衆が最高潮に盛り上がり，ライヴの醍醐味があります。

Ａ面１曲目「モーニン」は，作曲者ボビー・ティモンズのピアノに続いてリー・モーガンの若々しいトランペット，音楽監督ベニー・ゴルソンのテナー・サックスへと続きます。
Ｂ面２曲目「ブルース・マーチ」はベニー・ゴルソンの曲，サン・ジェルマンとは趣の異なった名演です。ファンキージャズの聖典だという方もおります。２枚共に価値があります。

今日は，雨の日のジャズを楽しみます。

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