ソニー・ロリンズ／サキソフォン・コロッサス

今朝の１枚，ジャズ入門者も知っているこのジャケット，ソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」です。



ソニー・ロリンズｔｓ，トミー・フラナガンｐ，ダグ・ワトキンスｂ，マックス・ローチｄｓ
プレスティジ1956.1.22録音

Ａ面　１セント・トーマス，２ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ，３ストロード・ロード
Ｂ面　１モリタート，２ブルー・セヴン

ロリンズの最高傑作と言われており，ＬＰの売り上げもロリンズのＬＰの中でも傑出しているＬＰです。

ロリンズと言えば，「セント・トーマス」が引き合いに出されますが，カリプソ風の曲にロリンズのモールス符号のようなｔｓが豪快に鳴る人気曲です。
Ｂ面１曲目「モリタート」は，クルト・ワイルの三文オペラの中の「マック・ザ・ナイフ」と同じ曲ですが，この曲を聞けば，ジャズを聞き始めた二十のころを思い出します。

ウィスキーのＣＭに「何も足さない，何も引かない」というコピーがありますが，メンバー４人の正確無比な一音一音が聞く者に響いてきます。

マックス・ローチのドラム，トミー・フラナガンのピアノ，何の言葉がありましょうか。

タグ：マックス・ローチ サキソフォン・コロッサス ソニー・ロリンズ トミー・フラナガン ダグ・ワトキンス セント・トーマス モリタート