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クリフォード・ブラウン/スタデイ・イン・ブラウン [夜明けのJazz]

今朝の1枚は,クリフォード・ブラウンの「スタデイ・イン・ブラウン」です。
アート・ブレイキーから始まり,ボビー・ティモンズ,ホレス・シルヴァーそしてクリフォード・ブラウンへとつながったわけです。

エマーシイ1955年2月23,24,25日録音
クリフォード・ブラウンtp,ハロルド・ランドts,リッチー・パウエルp,ジョージ・モロウb,マックス・ローチds

スタデイ・イン・ブラウン.JPG

このLPの日本語の解説で油井正一氏が次のように書いています。

1956年6月26日の早朝,雨に濡れたペンシルヴェニア・ターンパークで,クリフォード・ブラウンは,自動車事故のため即死した。
同乗者は,ピアニストのリッチー・パウエル夫妻,,運転していたのはパウエルの妻,ナンシー・パウエル。車は堤防に激突し,全員即死という悲惨な情景であった。このニュースは,忽ちにしてジャズ界に知れ渡った。

1930年10月生まれの彼はまだ26歳でした。天才トランペッターの早すぎる死でした。

クリフォード・ブラウンの録音は,本盤の前後3,4年しかありませんが,どの録音もブラウンの明るく抜けるようなtpの音を聞くことができます。
アート・ブレイキーの下を去ってからは,マックス・ローチdsと双頭コンボで録音を残しています。
また,サラ・ヴォーン,ヘレン・メリル,ダイナ・ワシントンのバック・バンドも務めており,そのいずれもが名演です。

このLPを手にするとき,油井正一氏の解説に目がいくのです。
A面1曲目「チェロキー」に始まり,ブラウンの明るい音のとりこになります。


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