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暮れの魚2016.12.25 [魚]

申し訳程度にホワイトクリスマスでした。今朝起きると3,4㎝の雪がウッドデッキに残っていました。
クリスマスイヴといっても,老夫婦は,ケーキを食べ,白ワインを飲みましたが,エラ・フィッツジェラルドを聞いて,イヴの夜は更けました。息子がいる頃は,カミさんもクリスマスツリーを飾りましたが,今はありません。

今朝はカミさんの買い物に車を出し,なじみの「夏目商店」に顔を出しました。
街は,迫ってきた正月のための買い出しで賑わっています。

私の子供のころの津軽の正月料理の定番①ナマコ②鱈の子和え③新巻鮭④煮ごぼう⑤煮しめ⑥茶碗蒸し⑦蛸⑧鱈鍋…など,欠かさず出ていたような気がします。
祖父が大きな真鱈を,鱈の頭に縄を通し,雪の上を引いてきたものです。

夏目商店の店頭の魚の一部を紹介します。

天然ブリ 青森県の日本海側では対馬暖流に乗って鯛,鰤,鮪など,暖流系の魚が獲れます。
11月ごろから,鮭に代わって鰤が獲れますが,脂の乗った寒ブリはうまい。富山や石川に送られることが多いそうです。

天然ぶり.JPG

天然鯛 これも本県日本海側で獲れたものです。小ぶりの鯛が1枚200円ですから,尾頭付きに最適だと思います。

天然真鯛.JPG

真鱈の子と白子 鱈は捨てるところがありません。
冒頭に書きましたが,鱈の白子は,さっと湯通しして刺身に,子は人参の子和えにしますが,スルメや人参,昆布の細切りなどに醤油の味付けで松前漬け風のもの,身は焼き物,アラ汁(じゃっぱ汁)1匹丸ごと食べつくします。


真鱈子.JPG
白子(白子の方が値段が高い)
真鱈の白子.JPG

キンキン(キチジ)
今や高級魚になってしまいましたが,子供のころ普通に食卓に上っていました。
塩焼きは旨い。小さくてもこの値段です。

キンキン.JPG

ナマコ
津軽の正月に欠かせないものです。コリコリの歯ざわりを酢醤油でいただきます。
我が家では粕漬けも作ります。珍味です。

ナマコ.JPG

ホッキ貝 
寒い時期,太平洋側で獲れます。独特の甘み,大好きです。

ホッキ貝.JPG

串ツブ
煮しめは正月の料理に欠かせませんが,ツブ貝も入ります。我が家では私が春に採ったゼンマイを入れます。

串ツブ.JPG

ミズダコ
寒くなると,大きなミズダコが獲れます。蛸サシは美味しいです。吸盤もコリコリで美味です。

ミズダコ.JPG

マイカ(スルメイカ)
今年はイカが不漁と報道されています。イカ製品も原料不足で困っているとか。
辛うじて一箱並んでいました。

マイカ.JPG

甘エビ
我が家では,甘エビの刺身を食べることはありませんが,茶わん蒸しに使います。
一盛でこの値段ですから,安いかな。エビをすり鉢ですりつぶし,すし屋で作るような卵焼きを作ったらと思いますが,カミさんは頷きません。

甘エビ.JPG

明日から三日間,仕事をして,今年の仕事もおしまいです。
後悔のないような仕事をしたいと思います。











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