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バド・パウエル/The・Bud・Powell・Trio(ルースト盤) [夜明けのJazz]

寒波が去り,雪も一段落です。
今朝の一枚は,バド・パウエルの「The・Bud・Powell・Trio(ルースト盤)」です。
このLPは,日本のレコード会社の企画によるものらしく,アメリカのRoostレーベルで10インチ盤2枚だったものを30センチLPの表と裏にプレスしたもののようです。
ルースト表.JPG
ルースト裏.JPG

A面:1947.1.10録音8曲 バド・パウエルp,カーリー・ラッセルb,マックス・ローチds
B面:1953.8.14録音8曲 バド・パウエルp,ジョージ・デヴュヴィエb,アート・テイラーds

ジャケットの裏面は,A面の曲目8曲とメンバー3人のクレジットだけとなっています。

バド・パウエルと言えば,余人を寄せ付けない鬼気迫るピアノを連想しますが,1947年録音は,アメイジングシリーズ(ブルーノート盤)やジャズジャイアント(ヴァーヴ盤)等と比較すると,明らかにピアノのタッチがソフトに聞こえます。

B面では,スローバラードも聞くことができ,バドの歌心を楽しむことができます。
バド・パウエルの畢生の一枚と評価する方もおります。

この日本盤には,佐藤秀樹氏と粟村政昭氏の2枚の解説が付属しており,2枚の10インチ盤を30㎝盤として世に送り出した経緯を知ることができます。


とりあえず,バド・パウエルは今回で終わります。




 
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