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マイルス・デイヴィス/マイルストーンズ [夜明けのJazz]

3月も残り少なくなりました。数日前,青森市の積雪がゼロになり,桜の開花予想が出ていました。我が家の桜の蕾が心なしか膨らんだような気がします。

夜明けのジャズ,今朝からはしばらくマイルス・デイヴィスにします。
マイルスは既に何枚かかけていますが,手持ちのJAZZ・LPの数からするとマイルスが一番多く,また,帝王マイルスのことですから当然のことでしょう。

そのマイルスの今朝の1枚,「マイルストーンズ」です。

マイルストーンズ.JPG
CBS1958年4月2日,3日録音
マイルス・デイビスtp,キャノンボール・アダレイas,ジョン・コルトレーンts,レッド・ガーランドp,ポール・チェンバースb,フィリー・ジョー・ジョーンズds

初期CBS吹き込みの不動のメンバーです。特にキャノンボールとコルトレーンのサックスのスリルに満ちたかけあいが全曲で聞かせてくれます。そして,ミュートを使わないマイルスのtpがスピードにのって突っ走ります。

B面1曲目の清新溌溂「マイルストーンズ」は録音当時のハードバップ全盛時,ジャズの将来を示しているような曲であり演奏ではないでしょうか。いわゆるモードの記念碑的演奏と言われています。

B面2曲目「ビリーボーイ」は,ホーン3人が抜け,レッド・ガーランドトリオの形で演奏されています。ポール・チェンバースが参加している録音では,彼のアルコを聞くことができます。

B面3曲目「ストレート・ノー・チェイサー」は,鬼才モンクの曲を,キャノンボール,マイルス,コルトレーン,ガーランド,チェンバースの順にアドリブが展開します。

このLPを聞いている我が家のスピーカーは,「マイルストーン」です。





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