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キャノンボール・アダレイ/サムシン’エルス [夜明けのJazz]

冬型気圧配置の影響で日中の最高気温が5,6度。小雪がちらつくかもしれません。
日の出が遅くなってくるこの時期,起床のあと,朝のウォーミング・アップにLPに針を落として新聞を眺めながらジャズを聞いています。

今朝の1枚は,キャノンボール・アダレイの「サムシン’エルス」です。
サムシン’エルス.JPG
1958年3月9日,ブルーノート  キャノンボール・アダレイas,マイルス・デイヴィスtp,ハンク・ジョーンズp,サム・ジョーンズb,アート・ブレイキーds

この録音は,キャノンボールの名義ですが,実質はマイルス・デイヴィスの主導権にあると言われています。しかし,キャノンボールがファンキーに吹きまくる音にしびれます。
キャノンボールは,1950年代終わりから,「カインド・オブ・ブルー」までマイルスと一緒にやっていますから,この録音の時期,良好な関係にあったわけです。

このLPのA面1曲目「枯葉」2曲目「ラブ・フォー・セール」を聞けば十分という人もおりますが,B面も素晴らしい。
昔,廉価盤を持っていたのですが,如何せんオリジナル・ジャケットではなかったので,最近,オリジナル・ジャケットの本盤を購入しました。

このLPの中でも,マイルスのミュートが素晴らしい「枯葉」は超有名トラックですが,「枯葉」と言えば,ビル・エヴァンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」,ボビー・ティモンズの「トリオ・イン・パースン」も好みです。

深い秋,「枯葉」を聞いて思いにふけるなんて,年寄りには似合わないかな。

ブルーノート・レーベルで最も売れた1枚のようですが,メンバーすべて名演です。


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