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チャーリー・パーカー/ナウ・ザ・タイム [夜明けのJazz]

青森は毎日寒い日が続いています。

金曜の朝,今朝の一枚はチャーリー・パーカーの「ナウ・ザ・タイム」です。
1950年代のパーカーは,薬と病魔とのたたかいに明け暮れ,1940年代の彼ではなくなっていきました。
1952年と1953年に録音されたこのLPは,そのような苦しい時代の中の録音です(Verve)。

ナウズ・ザ・タイム.JPG
A面1952年12月30日録音,チャーリー・パーカーas,ハンク・ジョーンズp,テディ・コティックb,マックス・ローチds
B面1953年8月4日録音,チャーリー・パーカーas,アル・ヘイグp,パーシー・ヒースb,マックス・ローチds

1955年にパーカーは亡くなりますが,パーカーのアルト・サックスはここでも余人の追随を許しません。
このLPではB面の方に「アイ・リメンバ・ユー」,「ナウ・ザ・タイム」「コンファメーション」といった有名曲が収録され,名演です。
タイトル曲の「ナウ・ザ・タイム」はサヴォイ盤の評価が高いようですが,円熟の妙があるというか,本盤も捨てがたいものがあります。

マックス・ローチの鉄壁のドラム,そして,白人ピアニストのアル・ヘイグのプレイが好みです。


チャーリー・パーカーもあと1枚,最後は,「ウィズ・ストリングス」で締めたいと思っています。





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