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ビリー・ホリデイ/ビリー・ホリデイの魂 [夜明けのJazz]

3月も残すところ1週間,暖かくなりました。仕事で出かけるときにもジャケットの上にコートを着用していません。野外活動も間近です。

今朝の1枚は「ビリー・ホリデイの魂」です。
このLPは,米VERVEオリジナルの数枚から編集したものです。
ビリー・ホリデイは前回紹介したとおり,1944年まで米コロンビアと契約しており,その後1946年から1957年まで足かけ12年間VERVEに在籍しており,最晩年の多くはVERVEに残されているようです。

IMG_1647.JPG


A面は,1946年4月22日ロス・アンジェルスでのJATPコンサートにおけるライヴ録音,B面は1952,1954,1955,1957年にロスとニューヨーク録音されたものです。
A面ではレスター・ヤングが,B面ではベン・ウェブスターがテナーサックスを吹いています。

両者とも演奏スタイルは異なりますが,どちらにも魅かれます。

ジャケットのイラストは,ストレンジ・フルーツ「奇妙な果実」をイメージしたものだと思いますが,A面2曲目のビリー・ホリデイの歌うこの曲では,原題の持つ悲惨なイメージが消え,おおらかなビリー・ホリデイの歌唱が収録されています。

1946年から1957年までの録音ですから,全盛期の彼女の声ではありませんが,間違いなくビリー・ホリデイそのものであり,魅力が薄れるものではありません。
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