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ブルーノ・ワルター/ブラームス交響曲第2番 [音楽]

秋の夜長に音楽を聴きながらワインという恰好良さもありますが,冬の夜,クラシックを聴きながらウィスキーという手もあります。
明日から三連休,スコッチのロックを手にブラームス交響曲第2番を聞いています。

ブルーノ・ワルターのブラームス2番は大分前にも記事にしましたが,改めて聞いてみてなかなかの演奏なのでまた取り上げました。

ワルター/ブラームス2番.jpg


ブラームスの4つの交響曲は,それぞれ異なった趣があります。堂々とした構築物のような1番,ロマンチックな4番いずれも人気の曲ですが,2番も3番も素晴らしい曲です。

私がワルターを聞いた初めの頃は,ベートーヴェンの6番,マーラーの1番「巨人」,同じくマーラーの「大地の歌」で,高校生の頃でした。
ワルターはヨーロッパを去りアメリカに渡りますが,CBSがコロンビア交響楽団を組織して,彼に指揮の機会を用意したのでした。トスカニーニにNBCがNBC交響楽団を用意したのと同じですね。

今日紹介するブラームスの2番は,オーケストラがニューヨーク・フィルハーモニックです。
ブラームスの2番は,1番とは対照的な穏やかな曲です。しかし,この録音ではワルターの情熱のほとばしりが聞こえるのです。第4楽章は,晩年の録音ながら,若々しく疾駆しコーダを迎えます。

ブラームスのハンガリー舞曲が数曲収められていますが,その中でも第1番がなかなか素晴らしい演奏です。耳になじんだ曲ですが,これほど感動的な演奏があったでしょうか。

冬の夜,音楽はいいものです。





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