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武満徹/ノヴェンバー・ステップス [音楽]

しばらく暖かったのに,冬型気圧配置のせいで,日中の最高気温0度と寒い日でした。

午後3時ころで仕事を片付け,武満徹のノヴェンバー・ステップスを聞いています。

ノヴェンバーステップス.jpg
1967年,1969年,「ノヴェンバーステップス」尺八:横山勝也,琵琶:鶴田錦史,「アステリズム~ピアノと管弦楽ための」ピアノ:高橋悠治,小澤征爾指揮トロント交響楽団

「収録曲」 1.ノヴェンバー・ステップス 2.アステリズム~ピアノと管弦楽ための 3.グリーン 4.弦楽のためのレクイエム 5.地平線のドーリア

この曲を初めて聞いたとき,鶴田錦史の琵琶と横山勝也の尺八にノックアウトされた記憶があります。
その後,他の演奏者によるCDも出ていますが,この二人がいなければ武満徹のこの曲が世界に知れ渡ることがなかったでしょう。
そのようなことから,私は,この演奏をベストだと考えています。

作曲者武満徹は,このCDのライナーに「ノヴェンバー・ステップス」について,と題して書いています。その中で,「尺八の名人が,その演奏ののうえで望む至上の音は,風が古びた竹藪を吹きぬけていくときに鳴らす音であるということを,あなたは知っていますか?」と言っています。
そのような思いでこの曲を作ったのでしょう。

この曲によって,尺八も琵琶も,世界に知られるようになったのではないでしょうか。

他の3曲も必聴の演奏です。
2曲目の高橋悠治のピアノも圧巻です。




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