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東京日記②…2019.3.18 [東京日記]

今回の上京の主目的は,ブルックナー8番をエリアフ・インバルの指揮で聞くというものでした。
このような曲をライヴで聞くと,コーダの構造からして,間違いなく熱狂することになります。
演奏の余韻が頭に残る中,東京2日目は,息子夫婦との会食です。
会食と言っても,息子夫婦にご馳走になりました。

メインの昼食を考え,朝食はご飯ではなく,パン主体のビュッフェにしました。
ホテル40階の眺めは抜群,眼下には,赤坂迎賓館,赤坂御用地の森,そして富士の遠望。
富士遠望.JPG迎賓館.JPG

モーニング・シャンパンもあるそうです。そのような身分でもありません。
モーニング・シャンパン.JPG
珍しいものがたくさんあるので,取り過ぎに注意です。

ホテルと新橋で買い物をし,息子夫婦と待ち合わせた時間に銀座金春通の「久兵衛」に。
久兵衛.JPG

息子が大学に入学して以来,年1,2回は来ていました。
宮城県登米市の友人五竜さんがこちらで寿司の修行をしたという縁で,来たのでした。
久兵衛でいただく寿司は,「活き」と「粋」を味わうものだと実感します。高くはありません。
「活き」と「粋」を味わいながらのたっぷり1時間を楽しむことができます。

息子と私は,突き出しの塩辛とビール,カミさんとお嫁さんは茶わん蒸し,握りの前も楽しめます。

10貫以上の握りですが,いつものとおり撮り忘れてつい口に入ってしまったものもありますが,次のとおりです。

最初は,メジ鮪(成魚になる前の本鮪)
メジ.JPG
中トロのようです。

カンパチ 身がまだ固く,軽い歯ごたえが感じられます。
カンパチ.JPG

スミイカ このイカは歯切れが身上です。美味しい。
スミイカ.JPG

車海老 生か蒸しかを選択しますが,お嫁さんは蒸し,ほかの3人は生,生は次の楽しみがあります。
車海老.JPG
生の海老の頭が焼いて供されます。香ばしくて美味しい。
車海老頭.JPG
下に映っている白い半月は大根の薄切でシソ,梅を挟んだお口直しです。

本鮪大トロ 今頃の季節は,南の方で捕れたものだそうです。 とろけます。
本鮪大トロ.JPG

穴子 久兵衛の穴子は大振りです。二つに切り,半分に塩,残る半分はタレです。塩がことのほか美味しい。
穴子.JPG

海苔巻き お新香,カッパ(細切りの胡瓜),干瓢,ネギトロ 職人さんの技が生きています。
海苔巻き.JPG

玉子 4人ともシャリをつけずに玉子だけ。プリンのような玉子焼きです。以前,久兵衛は玉子もウリの一つと聞いたことがあります。玉子にべったら漬けが添えられています。こちらでべったら漬を食べて以来,東京に来たらべったら漬けをお土産にすることにしています。
玉子.JPG

デザート  息子と私は桜餅,女性陣はあまおう(苺)にしました。
和食料理人の作る和菓子は,季節に合ったものが出てきます。街の和菓子屋さんではお目にかかれません。
桜餅.JPGあまおう.JPG

満腹になりました。

ウニ,煮蛤を撮り忘れました。
初めてこの店に来たのが,息子の大学入学祝,ウニは若者の元気のためにといつも息子に食べさせていました。これからは私がいただこう。

夕食用に,「穴子の棒寿司」をお土産にしました。おすすめです。


いい音楽を聞き,息子夫婦に美味しいものをいただき,幸福の二日間でした。



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