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ポール・チェンバース/ベース・オン・トップ [夜明けのJazz]

3月末の年度末を受けて,月末は少し忙しく,4月に入っても少し忙しい日が過ぎています。
今日は一段落,今朝はゆっくりジャズを聞いています。

ケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」以来,ケニー・バレルを見直しています。
彼を忘れてはいけない1枚,以前にも紹介しましたが,ポール・チェンバースの「ベース・オン・トップ」です。

ベース・オン・トップ.jpg
ブルー・ノート1957年7月14日録音 ケニー・バレルg ハンク・ジョーンズp ポール・チェンバースb アート・テイラーds

お馴染みの顔ぶれです。
この録音の目玉は,全編にわたってポール・チェンバースのベースがメロディーを奏でるところです。そして,彼のアルコが聞かせるのです。ケニー・バレルが絶妙のギターでチェンバースのベースと渡り合います。

A面1曲目の「イエスタデイズ」,チェンバースの圧巻のアルコに続いてバレルのギターが聞かせてくれます。

2曲目の「ユー・ド・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」
ヘレン・メリルでおなじみの曲ですが,一転して,チェンバースの指弾きのあと,ケニー・バレルがソロをとり,そして,ハンク・ジョーンズの淡々としたピアノ,50年代ジャズを愛する者にはこたえられません。

4曲目の「ディアー・オールド・ストックホルム」,数々のジャズメンの名演奏がありますが,ケニー・バレルのソロを受けてチェンバースの指弾き,バレルのギター,そして,ハンク・ジョーンズのピアノからギター,そして最後にベースが締めくくります。

全編名演ですが,特に,ケニー・バレルが光ります。
次は,ケニー・バレルの別の録音を紹介します。

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