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ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド [音楽]

雨の土曜です。土曜が雨というので,昨日金曜は,午前で仕事を切り上げ,眺望山を歩いてきました。
山はすっかり秋,間もなく木々も色づくでしょう。

東京でトン・コープマン指揮のモーツァルトを聞いて,急にバッハのゴルトベルク変奏曲を聞きたくなりました。トン・コープマンに触発され,チェンバロを聞きたくなったからです。

まず最初は,チェンバロではなくグレン・グールドのピアノで聞きました。
グレン・グールドのゴルトベルクと言えば,新旧録音(旧録はモノラル,新録はディジタル)の2種が有名ですが,今回は1981年のディジタル録音です。おそらくこの録音が彼の最後の録音でなかったか。1982年10月に亡くなりました。

グレン・グールド/ゴールドベルク.jpg

旧録音も持っていますが,新録音は,最初から最後まで緊張感の連続で,まるでジャズの即興演奏に接しているようです。
そういえば,鬼才キース・ジャレットもこの曲の録音を残しています。
この新録の演奏時間は52分余り,次回紹介するカール・リヒターの録音では77分です。
繰り返しの部分があるので,いかに早いか遅いかをいうわけにはいきませんが,それにしても,グールドは即興演奏でもしているように鮮烈に訴えかけるのです。

このジャケットのグールドと旧録音のグールドの画像を見ると,別人のように感じられます。

秋の夜長,音楽に身を委ねるのもいいかな?


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