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"ザ・クインテット” ジャズ・アット・マッセイ・ホール [夜明けのJazz]

立春過ぎに寒波がやってきており、今週末まで居座るようです。
久しぶりに雪景色の青森市です。

今朝の1枚、バド・パウエルが続いた後、ガレスピーやコールマン・ホーキンスらの「シッティン・イン」を紹介しましたが、今回は、ジャズの巨人5人による「ジャズ・アット・マッセイ・ホール」です。

ジャズ・アット・マッセイ・ホール.jpg
1953.4.15 トロント<マッセイ・ホール> チャーリー・パーカーas ディジー・ガレスピーtp バド・パウエルp チャーリー・ミンガスb マックス・ローチds [debut]

曲 A 1パーディド 2ソルト・ピーナッツ 3オール・ザ・シングス・ユー・アー
  B 1ウィー 2ホット・ハウス 3チュニジアの夜

油井正一氏はライナーに、「マッセイ・ホールと言っただけで、ジャズ・ファンには通じてしまう。」と書いており、続けて。「ジャズ史上に燦然と輝く傑作だからである。」と言っています。
5人の巨人が一堂に会した唯一のセッションがこの録音のようで、その意味でもこの録音の価値が高いのではないでしょうか。
ちなみに、この録音は、チャーリー・ミンガスが内緒で録音機材を持ち込んだものだともいわれれています。

チャーリー・パーカー、バド・パウエル共に、勢いがやや下降してきていた時期とは思えない、パワフルで滑らかな演奏を聴くことができます。

LPジャケットでは、契約の関係からか、チャーリー・パーカーが、「charlie chan」と表記されています。
また、この夜のセッションの司会はチャーリー・パーカーがつとめており、彼の肉声を随所で聞くことができます。

チャーリー・パーカーのアルトの後、ディジー・ガレスピーのトランペット、続いてバドのピアノへと、わくわくする演奏が展開します。

マックス・ローチのドラムスもパワー全開です。

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