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レナード・バーンスタイン/マーラー・交響曲第5番 [音楽]

昨日は立春,春とはいえ,今日も真冬日,寒い日が続いています。

今日はマーラーの交響曲第5番を聞いています。

バーンスタイン・マーラー5番.jpg
レナード・バーンスタイン指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 1987年9月録音

2番,3番,4番の3曲は声楽付きの交響曲でしたが,5番からは管弦楽のみの交響曲になります。
この曲が有名になったのは,ルキーノ・ビスコンティの映画「ローマに死す」の全編にこの曲の第4楽章「アダージェット」が使われてからではないでしょうか。

トランペットのソロがとうとうと鳴りわたり,印象的なマーラーの曲が始まります。
ダイナミックな曲ですが,第3楽章で憤怒の表情を見せ,第4楽章「アダージェット」であくまでも穏やかな楽園に至るのです。
冒頭のトランペット・ソロがいいです。

この曲でもまた,バーンスタインの入魂にノックアウトされるのです。

「ベニスに死す」の主人公は,マーラーを想定して描かれているともいわれています。

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