SSブログ

スタン・ゲッツ&JJ・ジョンソン/オペラハウスのゲッツとJJ. [夜明けのJazz]

以前,和田・村上版「ポートレイト・イン・ジャズ」の,「ストーリーヴィルのスタン・ゲッツ」について書きましたが,その後何度かスタン・ゲッツを聞く機会があり,私の手元にもLPがあったのを思い出し聞いています。

後年のスタン・ゲッツは,ソフトで温かいものが多いですが,ストーリーヴィルしかり,今回のJJ・ジョンソンとのライヴもバリバリに乗っているハードなジャズが聞けます。

ゲッツ&JJ.jpg
スタン・ゲッツts J.J.ジョンソンtb オスカー・ピーターソンp レイ・ブラウンb ハーブ・エリスg コニー・ケイds 1957.10.19シカゴ・オペラハウス ヴァーヴ録音

ゲッツ自身が一番好きなアルバムとして挙げたのがこのアルバムだそうです。
トロンボーンの第一人者と渡り合うスタン・ゲッツの白熱した共演が素晴らしい一枚です。
バックで支えるのがピーターソンのリズムセクションですが,二人に比べるとおとなしめのバックアップに徹しています。

スタン・ゲッツもJ.Jも名人芸を聞かせてくれます。

油井正一氏は,ヴァーヴ時代のスタン・ゲッツに駄作なしと言っておられますが,クスリや酒で不幸な時期があったゲッツですが,私は,その時代も含めて,スタン・ゲッツに外れなしと思っています。何を聞いても歌心はピカ一です。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。