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ソニー・ロリンズ/ヴィレッジ・ヴァンガードの夜 [夜明けのJazz]

今日で2月は終わりです。あっという間の2月でした。
昨日の気温は+8℃くらい,今日は+11℃の予報です。一時1mあった青森市の積雪70㎝,春を実感する頃となりました。

日の出の時刻も6時過ぎとなり,夜明けのjazzも文字通りその時間にLPをターンテーブルにのせました。
今朝の1枚は,ソニー・ロリンズの2枚目「a night at the "village vanguard"(ヴィレッジ・ヴァンガードの夜)」です。
20代のころ,このLPのジャケットに惚れ込んで購入した1枚です。
ロリンズの大写しの顔に圧倒されました。

ヴィレッジ・ヴァンガードの夜.jpg
ブルーノート1957.11.3ニューヨーク「ヴィレッジ・ヴァンガード」ライブ録音
ソニー・ロリンズts ドナルド・ベイリーb ウィルバー・ウェアb ピート・ラロッカds エルヴィン・ジョーンズds

ベースとドラムスが二人になっているのは,昼(マチネ)と夜の出演が異なっていたようです。

この演奏は,ロリンズ・トリオとでも言えるテナーサックスのトリオで,リズムセクションにピアノがいない一見特殊なものです。しかし,ほかの録音にも見られ,ロリンズのテナーはリズムセクションの役割も果たしていると思われるのです。

ブルーノートによるこの演奏は,ロリンズでなければできないテナーサックスの力に圧倒されます。
またベース,ドラムスのソロも力強く,三人三様汗が飛び散るようで,ロリンズに至っては,唾が飛んでくるのではないかという熱演です。

コルトレーンの音の嵐の少し前のロリンズの音の世界にノックアウトです。


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