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はた善2017.11.29 [食]

29日日中は気温10度の今頃にしては暖かい一日でした。
先週,青森市の市街地は突如30㎝の大雪にびっくりしましたが,その後の雨などで雪はすっかりなくなりました。

久しぶりのはた善,4人で訪れました。
晩秋の味覚をご紹介しましょう。

突き出しは,親方手作りイカ塩辛,キノコ,ナマコ
いずれも美味しい。青森でナマコは冬のもの,塩辛の微妙な辛さはなんだろう。同席の若い女性から柚子胡椒では?と言われ納得しました。
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お造り 本鮪中トロ,ヒラメ,ブリ,活蛸,カンパチ
県産本鮪の色良し,味良し,県産ヒラメ申し分ありません。
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寄せ鍋 鱈,牡蠣,貝など具沢山でしたが,貝は何でしょう。ハマグリにしては貝の表面がツルっとしておらずアサリのようですが大きすぎる。親方からビノス貝だよという声。びのすは初めて食べました。
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真鱈の白子 ポン酢でいただきました。これこそ冬の到来です。美味。
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焼き物 子持ちのハタハタ 八甲田牛 トウモロコシ
冬到来のハタハタ,やわらかい八甲田牛そしてやけに甘いトウモロコシ。デザートのようでした。
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フグ唐揚げ はた善ではなじみの一品です。鶏肉よりも淡白でおいしい。
フグ゙から揚げ.JPG

締めは,特製「鮑のリゾット」 9月に息子が帰ってきた際にもいただきました。
今回もリクエストしました。よそでは食べられない親方の力作。
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ビールのあと竹筒入りの日本酒をいただきましたが,皆さん,焼津の銘酒「磯自慢」がお気に入りでした。親方に勧められ私も知った名酒です。
スッキリ辛口,たまに品切れになるのが玉にきず。青森には入ってくる数が少ないのでしょう。
いちも料理が出てくるとすぐ箸が出てしまうのですが,今回はそれもなくカメラに収めました。
少しは反省が効いてきたかもしれません。

皆さんと別れ帰宅しましたが,雪はなく,先週の雪が嘘のような夜でした。




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チャーリー・パーカー/バード・アンド・ディズ [夜明けのJazz]

師走が迫ってきました。どことなくせわしいこの頃です。
寒い日が続いていましたが,今日は少し暖かくなるらしい。

日増しに日の出が遅くなり,起きだす時間も遅くなって,夜明けのJazzを聞くのも遅くなっていきます。冬至までもう少し,日が長くなるのが待ち遠しい。

今朝の1枚,チャーリー・パーカーの「バード・アンド・ディズ」です。
著名な評論家,ベーレントは,「チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーは,ビ・バップの双生児だった。」と言っていたという。

バード・アンド・ディズ.JPG
Verve1950年6月6日録音 チャーリー・パーカーas,ディジー・ガレスピーtp,セロニアス・モンクp,カーリー・ラッセルb,バディ・リッチds

パーカーとガレスピーが,超高速のバトルを双子のように展開するB面2,3,4トラックに収められているパーカーの曲「リープ・フロッグ」が素晴らしい。
そして,セロニアス・モンクが目(耳)を見張るピアノを聞かせます。音をずらしながら訥々と鍵盤を叩く彼のピアノが冴えわたっています。

このレコードのクレジットを見て,バディ・リッチのdsに違和感を覚えますが,彼のdsは,確かにスウィング・バンドの音に聞こえます。

パーカーが亡くなる5年前の録音です。





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チャーリー・パーカー/チャーリー・パーカー・オン・ダイアル第1集~第6集 [夜明けのJazz]

勤労感謝の日,昨夜から雨が降り続いています。
一昨日いきなり30㎝の雪が降った青森市ですが,この雨で,道路の雪は消えました。
晴れたら山に出かけようと思っていたのに,残念,仕事の整理とJazzになりました。

前回から,チャーリー・パーカーのLPをかけていますが,今朝,仕事の合間に聞いたのは,チャーリー・パーカー・オン・ダイアル第1集~第6集」です。
チャーリー・パーカー・オン・ダイアル.JPG

ちなみに第1集の録音は,1946年2月5日カリフォルニア,1946年3月28日ハリウッド,1946年7月29日ハリウッド
 
このLPは,ダイアルに残されていたチャーリー・パーカーの録音を,イギリスの「スポット・ライト」レコードが,別テイクも集め6枚にして発売したものです。
私は,日本発売時に購入したのですが,一目見て演奏者がわかるようにたすきを捨てずに,今までそのままにしてありました。

この中の第1集B面6曲目に著名な「ラヴァー・マン」が入っております。1946年7月29日のこの録音は,パーカーの体調が悪い時期で本人は気に入っていなかったようですが,天才でなければなし得ない演奏だと言う人もいます。この収録後間もなく薬中毒で入院したこともあって,有名なトラックになっています。

LPのたすきを見てもわかるとおり,驚くほどの名手が名を連ねています。
第1集だけでも,チャーリー・パーカーas,ハワード・マギーtp,ディジー・ガレスピーtp,マイルス・デイヴィスtp,ラッキー・トンプソンts,ドド・マーマローサp,ジョージ・ハンディp,レイ・ブラウンb,スタン・レヴィds,ロイ・ポーターds他

雨の勤労感謝の日,チャーリー・パーカー漬けの一日になりました。


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チャーリー・パーカー/チャーリー・パーカー・オン・サヴォイ [夜明けのJazz]

青森はいよいよ冬到来,今朝は一面銀世界。今日からは身支度も冬仕様です。

夜明けのJAZZは,モダンジャズの開祖ともいうべきチャーリー・パーカーのLPをしばらく紹介することにします。
最初に紹介するのは,「チャーリー・パーカー・オン・サヴォイ」Vol.1から7までの7枚です。

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「バードは生きている」,これはこのLPをCBSソニーが企画し世に出た7枚の内,VOL.1のライナーに故野口久光氏が書いたキャッチフレーズです。

1944年9月から1948年8月までのSAVOYレーベルの録音と1948年9月から49年3月までの「ロイヤル・ルースト」からの放送音源等から,テイクの違うものや演奏の途中で中断したものまでが演奏順に並べられ,7枚のLPにまとめられています。
VOL.1では,ビリーズ・バウンスが5テイク,ナウズ・ザ・タイムが4テイク,スライヴィング・オン・ア・リフが3テイクなど,録り直しなどの微妙な違いを聞くことができます。

7枚のLPに収められている演奏者は,ビ・バップの巨人達の名が並んでおり,ビ・バップ草創期の音に触れることができます。

現在は廃盤のようで,CDにまとめられて出ているようです。

次は,ダイアル原盤の6枚を紹介します。



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キャノンボール・アダレイ/サムシン’エルス [夜明けのJazz]

冬型気圧配置の影響で日中の最高気温が5,6度。小雪がちらつくかもしれません。
日の出が遅くなってくるこの時期,起床のあと,朝のウォーミング・アップにLPに針を落として新聞を眺めながらジャズを聞いています。

今朝の1枚は,キャノンボール・アダレイの「サムシン’エルス」です。
サムシン’エルス.JPG
1958年3月9日,ブルーノート  キャノンボール・アダレイas,マイルス・デイヴィスtp,ハンク・ジョーンズp,サム・ジョーンズb,アート・ブレイキーds

この録音は,キャノンボールの名義ですが,実質はマイルス・デイヴィスの主導権にあると言われています。しかし,キャノンボールがファンキーに吹きまくる音にしびれます。
キャノンボールは,1950年代終わりから,「カインド・オブ・ブルー」までマイルスと一緒にやっていますから,この録音の時期,良好な関係にあったわけです。

このLPのA面1曲目「枯葉」2曲目「ラブ・フォー・セール」を聞けば十分という人もおりますが,B面も素晴らしい。
昔,廉価盤を持っていたのですが,如何せんオリジナル・ジャケットではなかったので,最近,オリジナル・ジャケットの本盤を購入しました。

このLPの中でも,マイルスのミュートが素晴らしい「枯葉」は超有名トラックですが,「枯葉」と言えば,ビル・エヴァンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」,ボビー・ティモンズの「トリオ・イン・パースン」も好みです。

深い秋,「枯葉」を聞いて思いにふけるなんて,年寄りには似合わないかな。

ブルーノート・レーベルで最も売れた1枚のようですが,メンバーすべて名演です。


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ムキタケ2017.11.10 [トレッキング]

今日は11月11日土曜日,寒波が来ているようで,西の空は黒い雲に覆われ風も強くなるらしい。

土日は雨の予報が出ていたので,金曜昼から眺望山を歩くことにしました。
晴天の中,枯葉を踏む音だけが聞こえます。

1週間前,楢の枯れ木についていたムキタケが少し大きくなっていました。
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自製の用具で3,4m上のムキタケをゲット。

少し先の楢の倒木にもついていました。秋の惠は,キノコの味噌汁やキノコ鍋としていただきます。
ムキタケ2.JPG
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頂上で小休止,西口に下りました。平日の午後は誰とも会わず眺望山を一巡りしましたが,車に帰ってくると,私の車の隣に鉄人の車がありました。好天に誘われて山を歩いているのでしょう。

山を歩けるのもあと僅か,好天は貴重です。


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眺望山2017.11.5 [トレッキング]

文化の日から三連休,じっとしておられず眺望山に出かけました。
小雨の降る中,傘をストック代わりに山道を歩きました。
途中,ムキタケに気を取られながら頂上に。

雨降りでは人と会うこともなく,頂上近くのツルリンドウの実を点検。
雨粒に濡れた,真っ赤な宝石,つややかでした。

ツルリンドウ1.JPGツルリンドウ2.JPG

雨は写真日和,晩秋に花はありませんが,真っ赤な宝石がありました。


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眺望山・キノコ2017.11.3 [トレッキング]

三連休初日,金曜なのに土曜と勘違いして,TVの番組に戸惑った一日でした。
金曜の朝でしたが眺望山に出かけました。

先週キノコ名人のNさんの優れものの道具を参考に私も作りました。
5.40mの渓流竿のトップを1mほどつめて,ステンレス製針金の輪を固定したものです。
全長4.50mほどの伸縮自在ですが,伸ばしても軽く安定性があります。

ザックにさして山道を歩き出しました。
楢の立ち枯れた木についたムキタケをステンレスの輪で引っ掛けて落とします。
試作1回目,合格でしょう。

ムキタケと自作用具.JPGムキタケ.JPG

山中にアオキの緑の実が見えます。
春5月頃,実は真っ赤に熟し,まるでグミのようになります。
アオキ1.JPGアオキ2.JPG

登山道脇の伐根の苔に陽が当たっています。
秋の苔.JPG


連休二日目は雨らしく,今日は仕事の準備と冬用タイヤへの入れ替えをしましょう。
そういえば,眺望山の行き帰り,田んぼには白鳥の姿がたくさん見えています。



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ジョン・コルトレーン/バラード [夜明けのJazz]

今日から11月,月日はあっという間に過ぎ去ります。
このまま朽ち果てていくのか?なんて,たまに思うことがあります。

そのようなこととは関係なく,今朝の1枚。
ジョン・コルトレーンの「バラード」です。
1961年,1962年録音インパルス。コルトレーンts,マッコイ・タイナーp,ジミー・ギャリソンb,エルヴィン・ジョーンズds
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このLPは,ジャズを聞かない人でも,TVのCMに使われ耳にしているのではないでしょうか。
コルトレーンにしては異質の音楽だと言う人もいますが,決してそうではありません。
静かで情感たっぷり,しかし,静の中に動ありと感ずるのです。

バラードの中に,うねりを上げて立ちのぼる情念があります。
CDではなく,LPを聞いていただきたい。
若い日に呼び戻されます。


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