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チャーリー・パーカー/バード・アンド・ディズ [夜明けのJazz]

師走が迫ってきました。どことなくせわしいこの頃です。
寒い日が続いていましたが,今日は少し暖かくなるらしい。

日増しに日の出が遅くなり,起きだす時間も遅くなって,夜明けのJazzを聞くのも遅くなっていきます。冬至までもう少し,日が長くなるのが待ち遠しい。

今朝の1枚,チャーリー・パーカーの「バード・アンド・ディズ」です。
著名な評論家,ベーレントは,「チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーは,ビ・バップの双生児だった。」と言っていたという。

バード・アンド・ディズ.JPG
Verve1950年6月6日録音 チャーリー・パーカーas,ディジー・ガレスピーtp,セロニアス・モンクp,カーリー・ラッセルb,バディ・リッチds

パーカーとガレスピーが,超高速のバトルを双子のように展開するB面2,3,4トラックに収められているパーカーの曲「リープ・フロッグ」が素晴らしい。
そして,セロニアス・モンクが目(耳)を見張るピアノを聞かせます。音をずらしながら訥々と鍵盤を叩く彼のピアノが冴えわたっています。

このレコードのクレジットを見て,バディ・リッチのdsに違和感を覚えますが,彼のdsは,確かにスウィング・バンドの音に聞こえます。

パーカーが亡くなる5年前の録音です。





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