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エリック・ドルフィー/エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVol1 [夜明けのJazz]

滋賀・京都の旅の旅行ボケの後,少し休養していました。
1週間ほど,雪も降らず雪国としては楽な毎日でしたが,大寒と同時に冬将軍到来です。
今週は全国的に冬の真っただ中を実感することになるという。寒い朝です。

ジョン・コルトレーンをしばらく聞いていましたが,今回と次回は,エリック・ドルフィーをかけます。
今朝の1枚,「エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVol1」
アット・ザ・ファイヴスポットVol.1.JPG
プレステイジ1961年7月16日ニューヨークのファイヴ・スポットのライヴ録音
エリック・ドルフィーas,bcl,ブッカー・リトルtp,マル・ウォルドロンp,リチャード・デイヴィスb,エド・ブラックウェルds

レギュラーメンバーによる録音が少ないエリック・ドルフィーでしたが,トランペットのブッカー・リトルと組織した双頭コンボによる「ファイヴ・スポット」におけるライヴです。

ドルフィー,リトルは勿論のこと,マル・ウォルドロン,リチャード・デイヴィス,エド・ブラックウェル,メンバーすべてが好演しています。
A面1曲目のマルの曲「ファイアー・ワルツ」ほか,マルのお経のような訥々としたピアノが面白い。

エリック・ドルフィーと言えば,アルトサックス,フルート,バスクラリネットいずれをとっても,オーケストラの首席を務められる言われていましたが,個人的にも彼のバスクラが好みです。
そして,ブッカー・リトルのトランペットも縦横無尽に吹きまくります。
リチャード・デイヴィスも大好き。

いつ聞いても胸がスカッとする1枚です。

ところで,この録音は,ニューヨークのクラブ「ファイヴ・スポット」のライヴですが,カーティス・フラーの名盤「ブルース・エット」に「ファイヴ・スポット・アフター・ダーク」という超有名曲があります。昔,FM放送のジャズ番組にテーマ曲として使われていました。今は昔のことです。

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