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バッハ/ブランデンブルグ協奏曲 [音楽]

大寒終期,青森の積雪は70㎝を超え,真冬日が続いています。

凍えそうな朝,今朝は,バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」を聞いています。

今日のCDは,ジャン・フランソワ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団1973年5月ノートルダム・デ・ローズ教会で録音 日本コロンビア/エラート共同制作
ブランデンブルグ協奏曲・パイヤール.jpg

パイヤールはバロックをお聞きの方は誰でも知っていますが,この録音は,ソリストが素晴らしい。
ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン),ジャン・ピエール・ランパル(フルート),ピエール・ピエルロ(オーボエ),モーリス・アンドレ(トランペット/ホルン),アンヌ・マリー・ベッケンシュタイナー(ハープシコード)
名人揃いです。

私は,ブランデンブルグ協奏曲の,特に,ハープシコードの演奏を好んでいます。特に3番,5番のハープシコード(原曲はクラブサン)のカデンツァが大好きです。

3番も5番もポピュラーな曲ですが,5番第1楽章「アレグロ」は,10分以上を要する大楽章で,ハープシコードのカデンツァに聞きほれてしまいます。
2番は,同じバッハの管弦楽組曲2番を連想し,フルートとトランペットが大活躍です。

ランパルのフルート,アンドレのバロック・トランペット,ホルン,ピエール・ピエルロのオーボエ,名人の演奏はすごい。
ベッケンシュタイナーのハープシコードは,渋く重厚です。

「冬籠りの中で,静かに聞くバッハ」,春は近い。

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