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ビリー・ホリデイ/アラバマに星落ちて [夜明けのJazz]

3月も今日を除いてあと2日,31日土曜は事務所休業ですが,相続の相談が2件入っており,年度替わりは何やら落ち着きません。

「夜明けのJazz」の締めくくりをしなければいけません。
ビリー・ホリデイで締めることにしました。

今朝は,「アラバマに星落ちて」です。
アラバマに星落ちて.JPG
1957年1月3,4,7,8日録音のVerve盤。ビリー・ホリデイのvoのほか,ハリー・エディソンtp,ベン・ウェブスターts,ジミー・ロウルズp,バーニー・ケッセルg,レッド・ミッチェルb,ジョー・モンドラゴンb,アルヴィン・ストラーds,ラリー・バンカーds

ビリー・ホリデイ最晩年の録音で,この年の7月まででVerveの録音は終わります。
全盛期の声のつややかさやはりのある歌声はないものの,魂の叫びが聞こえます。

私は,20代のころこのLPを手にしましたが,ビリー・ホリデイの絞り出すような声に寄り添うようなベン・ウェブスターの柔らかなテナーの音にしびれました。
それほど人気のLPではありませんが,私の愛聴盤です。

曲目も名曲揃いですから紹介します。
A①デイ・イン,デイ・アウト②フォギー・デイ③アラバマに星落ちて
B①ワン・フォー・マイ・ベイビー②ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングズ③時さえ忘れて

ベン・ウェブスターのテナーは言わずもがなですが,バーニー・ケッセルの硬い調子のギターが素晴らしい。収録されている6曲の晩年のビリーホリデイ,色あせることはありません。



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