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眺望山2018.4.28 [花,トレッキング]

今日から大型連休の始まり,とりあえず私は土,日,月の三連休です。
「三日見ぬ間の桜かな」のとおり,梅,桜,木蓮はあっという間に散りました。
我が家に咲き残っているのは,薄いピンクの枝垂桜,いつまで持つのやら。

三連休初日,とにかく眺望山です。ヒメホテイランのその後が気になりました。
三週連続で眺望山に出かけましたが,まだ,ヒメは健在でした。

朝9時に東口駐車場に到着。鉄人の車がありました。登山道には雪がほとんどありませんでした。

ツバメオモトが花開いておりました。これからあちらこちらでツバメオモトの白い花が見られるでしょう。ツバメオモト.JPG

頂上に鉄人がおりました。昨年11月下旬以来の眺望山での再会です。
コーヒーを沸かし,塩羊羹を食べてコーヒータイム,そして,ヒメホテイラン探索開始です。

一つ,二つ見つけ足を伸ばし,今日は10株ばかり対面したでしょうか。西口に向かい,そして中央口に下りました。
風が強くピントが合わせにくく,その中から,今日のヒメをどうぞ。

ヒメホテイラン1.JPG
ヒメホテイラン2.JPG
ヒメホテイラン3.JPG
ヒメホテイラン5.JPG
ヒメホテイラン4.JPG

3日からの連休にも来たいと思っていますが,ヒメは待っていてくれるか?

今日の眺望山は西風が強くて,花にピントが合いにくく,人間は風のせいで,汗をかくほどではありませんでした。

三連休ということで,眺望山はヒメホテイラン目当ての登山客が多数訪れていました。
皆さん見ることができて良かったですね。


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レナード・バーンスタイン/マーラー「交響曲第9番」 [音楽]

大作,マーラーの交響曲第9番です。
今回聞いたのは,1974年10月4日バーンスタインが生涯でただ一度ベルリン・フィルを指揮したライヴ録音です。

バーンスタイン/マーラー9番.png


生前完成されたマーラーの最後の交響曲を,生涯一度のベルリン・フィルと共演したバーンスタインの一期一会の名演です。
作曲家であり指揮者であったマーラーの最後の交響曲を,同じ作曲家であり指揮者であったバーンスタインが指揮するというのですから聞かないわけにいきません。

この演奏を,安本絃樹氏が光文社「クラシック名盤この1枚」という知恵の森文庫で熱く語っております。
巷間,カラヤンとバーンスタインは仲が悪かったというという話がありましたが,帝王カラヤンは,バーンスタインにベルリン・フィルの指揮の機会を与えなかったというのは本当らしいのです。
このCDで聞くことのできる演奏は,1974年10月のベルリン芸術週間にこの催しの総裁が招いたもので,収益はアムネスティ・インターナショナルに寄付されたのだそうです。

バーンスタインはベルリン・フィルに厳しい要求を出し続け,その結果がこのCDに表れていると私は感じ取りました。
ベルリン・フィルの著名なクラリネット奏者カール・ライスターは「オーケストラは彼の足下にひれ伏した。」と著作で述べているようです。

カラヤンは,ドイツ・オーストリアの人,対するバーンスタインは,ユダヤ系アメリカ人。ナチスとの関係をささやかれるカラヤンは,ユダヤ系のバーンスタインを受け入れられなかったのではないかと私は勘ぐっています。

演奏の最後,第4楽章の「アダージオ」が消え入るように終わりますが,この楽章だけでもこのコンサートのすばらしさを実感するでしょう。


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眺望山2018.4.21 [花,トレッキング]

今日は青森でも夏日になりました。
1週間前には,登山道入り口の雪で閉口し,普段の2倍の時間を要し,疲労困憊の本年第1回目の眺望山はへとへとでした。それでもヒメホテイランと再会したので満足できるものでした。

さて今日はどうか?このところの暖かさで雪は減っているはず,車を降り,歩を進めて行く先の雪は随分少なくなっていました。
ずぶずぶぬかることもなく,登山道で最初に対面したのは,いつもお目にかかるヒバの幼木,何年も眺望山に来ていますが,ヒバの朽ちた根元に落ちたであろうヒバの球果が発芽し根を張ったものでしょう。大きくなったとは思えないこの幼木,それでも10年以上の年月を過ごしているのでしょう。

ヒバ幼木.JPG

しばらく進むと,右手の林内に先週も紹介したエゾオニシバリの赤い実,秋には堅そうだった実がグミのように柔らかそうです。
雌雄異株だそうですが,そばに花の芽のような株が見えます。

エゾオニシバリの実.JPGエゾオニシバリ花芽.JPG

眺望山は,ツバメオモトをたくさん見ることができます。薄緑の大きく厚い葉に小さな白い花,いかにも目に優しい心なごむ花です。まだ蕾でした。

ツバメオモト.JPG

スミレも出始めています。

スミレ.JPG

先週は花を閉じ加減でしたが,キクザキイチゲの白い花が開いていました。

キクザキイチゲ1.JPG
キクザキイチゲ2.JPG

先週まだ開いていなかったイワナシが一株花を見せてくれました。薄いピンクの花はガラス細工のようです。

イワナシ1.JPGイワナシ2.JPG

いよいよヒメホテイラン

先週見た株は,終期で花が白くなっていました。

ヒメホテイラン1.JPG

もう盛期か?いつもよりも早い気がしますが,いや,まだまだ出てくるはずです。

ヒメをどうぞ。

ヒメホテイラン2.JPGヒメホテイラン3.JPGヒメホテイラン4.JPG

今日は山中で数株を見て,帰りの途につきました。
暑さで随分汗をかきましたが,たくさんの花を見て満足でした。


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梅満開2018.4.19 [季節]

桜前線到来のニュースが新聞,テレビを賑わしています。
16日に山形まで出かけましたが,仙山線山形駅到着直前,車内放送で右側「霞城公園」の桜の案内があり,堀端の石垣に満開の桜が映えていました。
土日は,弘前の桜も満開か?我が家の桜も花開くでしょう。

桜の前に,梅満開です。

豊後梅1.JPG
豊後梅3.JPG

豊後梅2.JPG


白木蓮も今頃の花が一番です。これ以上開くと風で花びらが折れて変色します。
「花に嵐」「春に三日の晴れなし」,昨日は風もなく青空に白の花が映えていました。
白木蓮.JPG


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ハイドン・オラトリオ「天地創造」/カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 [音楽]

新年度を迎え,どのような風の吹き回しか,神妙に,2セットの「天地創造」を聞いています。
一つは,カラヤンが1966年2月,1968年9,11月,1969年4月にベルリンのイエスキリスト教会でベルリン・フィルを指揮したもの,もう一つは,カラヤンが1982年8月にザルツブルグ音楽祭でウィーン・フィルを指揮したものです。
ベルリン・フィル盤ハイドン・天地創造旧.jpg
ウィーン・フィル盤ハイドン・天地創造.jpg

後者の方は,録音も新しく,ライヴ録音です。
カラヤンは,完璧主義者らしく,ライヴ録音をあまり残していないのですが,この録音についてはOKを出したらしい。ウィーン・フィルのオーケストラの響きには聞きほれます。

前者の録音は,手の中にある天下のベルリン・フィルですし,ソリストが素晴らしい。
ソプラノ:グンドラ・ヤノヴィッツ,テノール:フリッツ・ヴンダーリッヒ,ウェルナー・クレン,バリトン:デートリッヒ・フィッシャー-ディースカウ,バス:ワルター・ベリイ,アルト:クリスタ・ルートヴィヒ,いずれも名歌手揃いです。かつての,カラヤンの第九に名を連ねる面々で,その点でも懐かしい。

二つを聴き比べると,私は,ベルリンフィルの方が好みかな?オーケストラもさることながら,ソリストの歌唱が素晴らしく,イエスキリスト協会の音響も良い。古い録音ではあるけれども言葉の意味は分からなくとも名歌手によって旧約聖書と失楽園の物語に引き込まれます。

ハイドンのこの曲は,旧約聖書の創成期の部分と失楽園,アダムとイヴが出てきます。
いうなれば,わが国では神代の時代に重ね合わされるでしょう。
このオラトリオを聞くと,モーツァルトのオペラやレクイエムを連想します。
ハイドンのこの曲に,管弦楽と合唱,独唱から,宗教のにおいがしないのはなぜでしょう。


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今年最初の眺望山2018.4.14 [花,トレッキング]

早く山を歩きたいとの思いを抑えられず,例年よりも10日早く眺望山に出かけました。

午後からは雨が降るかもしれないとの予報に,そわそわとはやる思いのまま車を走らせましたが,駐車場から先の登山道は雪,長靴が膝近くまで埋まる状態が6,7百mつづき,その先は,頂上まで既に雪は消えていました。
そこまで到達するまでに雪に,ぬかかり,ぬかっては長靴を抜きの連続ですっかり疲れはて,帰ろうかと思いましたが,今年最初の眺望山,やっとのことで頂上まで到達しました。

ありました。今年も咲いていました。眺望山と言えば「ヒメホテイラン」。例年こんなに早く咲いているのを見た経験はありません。しかも,いつも再会する場所ではなく,これまで見たことがなかったヒバ林の山中でした。
ヒメホテイラン.JPG
雪中歩行で足ががくがく,しかもローアングルで踏ん張りもきかずに撮った今年最初のカットです。これから楽しみです。

昨年11月,ヒバ林の中にあった赤い実が一冬越えてもまだ赤い実が残っていました。
ネットで調べて,おそらくエゾオニシバリだろうと思いましたが,これから黄色の花をつけるはずです。これも春の楽しみです。
エゾオニシバリ.JPG

山中,春一番の花,延齢草でした。
延齢草2.JPG延齢草1.JPG
山道を行くとどこにでもありますが,大きな緑の葉にエンジのビロードのような三枚の花びらが美しい。たまに白もあります。

頂上近くに白いキクザキイチゲが花開いていました。眺望山ではそんなに多い花ではありませんが,春到来を思わせる花です。
キクザキイチゲ1.JPGキクザキイチゲ2.JPG

疲労困憊の末,頂上まで来ましたが,頂上周辺を点検,目指した花はもう少しというところでした。

これからは,毎週憑かれたように野山を歩きます。
その結果,足腰鍛錬につながれば言うことなしです。


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春来たる [季節]

13日の金曜日,年金生活者にとって今日は待ちわびた年金振込日,銀行のATMが混雑していました。
個人事業主でもある私は,得意先の銀行で仕事の受け渡しを行い,とんぼ返りで登記のオンライン申請をして今日の予定は終わりです。

お昼近くから抜けるような青空になりました。

青空の下,白い木蓮,梅が咲き始めました。

白木蓮
白木蓮1.JPG白木蓮2.JPG

白梅
白梅2.JPG白梅1.JPG


明日は,いよいよ眺望山の様子を見に出かけたいと胸が弾んでいます。


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管球アンプ導入 [道楽]

事務室に置いている現行のプリアンプに,ヴォリュームのガリが出始めたため,修理までのスペアを探していたところ,ひょんなことから手作り工房製作の管球プリアンプを見つけ導入しました。
そして,ペアにピッタリの管球メインアンプも製作してもらい導入することにしました。

山梨県笛吹市の「サウンドライフ・ハーモニー」というメーカーのものです。
プリが三球ゼロゲインプリアンプ,メインが6BQ5シングルA級ステレオアンプです。
6BQ5と言えばオールドファンには懐かしい真空管で,私も中学生のころ,この球でアンプを製作したことがありました。
6BQ5シングルだと音量不足ではないかとの心配はご無用,事務室に置いているスピーカーの音圧100db超えなので余裕たっぷりのはずです。

2日前にメインアンプが届いたので,昨日,仕事を終えた後セットし,音出しをしました。

管球アンプ.JPG


パイプオルガン,ダイアナ・クラールを聞いてみました。我が家のスピーカーが朗々と鳴りました。
シンプルな回路が良いのでしょう。個人の手作り工房を応援したいと思っています。



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チョン・キョンファ/1998.4.28サントリーホールライヴ [音楽]

チョン・キョンファのヴァイオリンは,いつ聞いても,他のヴァイオリニストの演奏とは感慨を異にし,胸に刻まれるものがあります。
最初に聞いたベルリン・フィルとの初協演のチャイコフスキーの協奏曲での感動以来,ずっと,聞いてきました。

結婚,出産の後,若い頃の演奏の輝きが失われたと言われもしましたが,それでも人とは違う魂の叫びと言っていいような音に身を震わせてきました。いわば信者のような気がします。

今日紹介するCDは,1998年4月28日サントリーホールのライヴ録音です。
チョン・キョンファ/Tokyo1998.4.28.jpg

①J.S.バッハ「G線上のアリア」②ストラヴィンスキー「協奏的二重奏曲」③J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」④バルトーク「ヴァイオリン・ソナタ第2番」⑤ラヴェル「ツィガーヌ」⑥ラフマニノフ「ヴォカリーズ」⑦クライスラー「美しきロスマリン」⑧クライスラー「中国の太鼓」⑨トビュッシー(ハイフェッツ編「美しい夕暮れ」

最初の「G線上のアリア」は,当日のプログラムにはなかった曲で,突然,キョンファが演奏すると言い出したもののようです。したがって,プログラムには記載がなく,彼女自身がマイクで曲名をアナウンスしたそうです。

ストラヴィンスキーもバルトークもスリリングで切れ味鋭いキョンファならではのものです。
ラヴェルの「ツィガーヌ」は表情豊かで魅惑的です。

何といっても,バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番が圧巻です。
幾多の名手の名盤というものが身の回りにありますが,白眉だと思います。
聴衆の熱狂ぶりがそれを現わしています。

静まり返った中で,床がこすれるような音が入っています。
彼女の力が靴を通して床に伝わっているのです。

この日の演奏はBプログラムですが,Aプログラムの録音は,国内では出ていません。
こちらも比較して聞きたいと思っています。



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白木蓮 [季節]

4月に入りもう5日,3月中旬から一気に暖かくなりました。
それでもたまに寒い日があり,昨日4日は申し訳なさそうな雪になりました。
今年は青森県でも記録的に早い桜開花になりそうです。

日の出とともに外に出てみると,玄関脇の白木蓮の蕾に白い花びらが覗いています。
花の季節がもうそこまで。

蕾1.JPG

蕾2.JPG

タグ:4月 白木蓮
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