SSブログ

田代平湿原2018.7.22 [グダリ沼と田代平湿原]

東北北部も梅雨が明けました。連日暑い日が続いています。
このようなとき,八甲田山中「田代平湿原」は別世界です。
午前8時半青森市内の気温30度,田代平湿原の気温24度。山の涼しい風が吹いてきます。

駐車場に着くと,草を刈っている作業員の姿に嫌な予感がしました。
ここ2回ほど記事で紹介した「オニノヤガラ」も雑草と一緒に刈ったのではないか?
残念ながら,的中していました。道路わきにあったオニノヤガラが見事になくなっていました。
以前にもこの道ではこのようなことがありました。ただ,やみくもに草を刈っている。
一日の草刈りのノルマでしょうが,田代平湿原を訪れる人の大半は,湿原の植物を見に来ているのです。
一週間ぶりの「オニノヤガラ」の姿を見ることができませんでした。

湿原は,カキランが終期を迎えていました。
7月中旬の湿原の代表はカキランです。最後の姿です。
カキラン5.JPGカキラン4.JPG
カキラン2.JPGカキラン3.JPG

タチギボウシの濃紺,これから咲くサワギキョウと共に,湿原のアクセントです。
タチギボウシ1.JPGタチギボウシ2.JPG

木道のすぐ脇のトンボソウ
草の中では色が薄緑で見つけにくいのですが,花の形がトンボに似ているところから名付けられたという,これもランの仲間だそうです。
トンボソウ2.JPG


体調を悪くしたのが,丁度1年前,検査入院ののち,その後何事もなく丸一年,その日も暑い日でした。
青森市でも珍しい35度。医者は原因がわからないと言っていましたが,熱中症ではなかったのではないかと思っています。


今日は,オニノヤガラが刈り取られて憤慨,しかし,可愛いトンボソウと対面できて良しとしましょう。

今朝は久しぶりの雨になりました。一時涼しくなるでしょう。




nice!(0)  コメント(0)