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スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト/Getz/Gilberto,Getz/Gilberto#2 [夜明けのJazz]

今朝は,そのタイトルどおり,夜明けにjazzを聞いています。
しかし,聞いているjazzは夜明けにはそぐわないかもしれない。
一昨日から急に涼しくなり,思い立って聞いたのがこの二つのタイトルです。

スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト.jpgスタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト#2.jpg

スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトの言わずと知れた「Getz/Gilberto」(Verve)と1年後のカーネギー・ホール・Live「Getz/Gilberto#2」(Verve)です。
ジャズとボサノバを融合させたスタン・ゲッツの代表作ですが,夏に聞くには最適のジャズだと思います。
しかし,早朝に聞くというよりは,暑い日中の仕事を終え,缶ビールを片手に涼みながら聞くには最適かもしれません。

ここでのスタン・ゲッツのプレイに,暑い中での一日の疲れから解放され,ブラジル音楽とジャズの融合に身を置くことになるでしょう。

1963年と1964年に録音された2つの録音ですが,この時代のジャズの録音にはどのようなものがあるでしょう。
コルトレーンの「至上の愛」が1964年,ビル・エヴァンスのヴィレッジヴァンガード・ライヴが1961年,マイルス・デイヴィスの「ビッチェズ・ブリュー」が1969年の録音です。
これらの録音を耳にするとき,他のジャズ・メンとの違いと彼でなければならないものが感じられるのです。

暑い夏,ジョアンとアストラッドの物憂いヴォーカルにスタン・ゲッツのテナーが締めてくれます。


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