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ベートーヴェン・ピアノ協奏曲4番,5番…① [音楽]

10月になりました。暑かった夏でしたが,涼しくなりました。
ゆっくり音楽を聴くには最適の季節です。秋の夜長,クラシックを聴きましょう。

まず,手始めにベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番,5番(皇帝)からです。
私は,西洋の石の建造物のような構成の5番よりも,ロマンを秘めた4番が好みでした。
しかし,改めて名手の演奏を聴き進めると,いずれ劣らぬ名曲に唸るばかりです。

本日は,「鍵盤の獅子王」と呼ばれた,ウィルヘルム・バックハウスです。
私の手元に,50年ほど前に購入した,ハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーン・フィルとのLPと同じ組み合わせのCD(ピアノ協奏曲全集)があるので,まず,獅子王からにしました。

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バックハウス・ベートーヴェンp協奏曲.jpg

4番も5番も,豪快で小細工などないバックハウスの音楽です。60年以上も前の録音と思えない壮大な音楽に身を任せ,聞き飽きることなどなく,この何日か,何度も聞きました。

4番と5番のカップリングのCDはほとんどが,初めに5番(皇帝)で次のトラックに4番がきます。圧倒的に5番の人気が高いからでしょうか。ある意味商売上の戦略でしょうか。
私は4番を愛好していますが,5番の圧倒から静かに4番に入っていくと,これまた,なかなかスマートです。


バックハウスの次に,ルービンシュタインそしてアラウを聞きたいと思っています。



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