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ブルックナー交響曲第8番/カラヤン&ヴァント [音楽]

今日のブルックナーは第8番です。
カラヤン盤:ウィーン・フィル,1988年11月,ウィーン・ムジークフェラインでのライヴ録音
ヴァント盤:ベルリン・フィル,2001年1月19日~22日,ベルリンフィルハーモニーでのライヴ録音

カラヤン/ブルックナー8番.jpg
ギュンター・ヴァント/ブルックナー8番.jpg

7番でも紹介しましたが,カラヤンはこの録音の翌年亡くなっており,このCDは目にしていないようです。また,ヴァントは2002年に亡くなっていますから,彼もこの録音の翌年ということになります。

カラヤンの指揮は,余計な力を省き,ブルックナーの音楽に身を任せているように感じます。
ブルックナーの音楽に,自然体の境地に到達したのかと思える演奏です。
ヴァントの指揮は,精緻を極めますが,あくまでもゆったりと芳醇な味がするようです。

カラヤンのこのような名演・名録音が,帝王として君臨したベルリン・フィルではなく,ウィーン・フィルとのものであることに,何とも言えない感慨があります。

カラヤンのブラ8,お勧めします。



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