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山梨・東京2018.11.30① [東京日記]

JR東日本の「大人の休日クラブ」を利用し,山梨と東京3日間の旅に行ってきました。
4日間,JR東日本の新幹線でも特急列車でも乗り放題で15,000円,年金生活者には優しい企画です。

今回の旅行は,①オーディオ,②大法恩寺展,③落語,を楽しむのが目的でした。それと,少しばかり仕事をするというものでした。

青森市から山梨県笛吹市「石和温泉」まで片道およそ900~1000km,せいぜい東京・八王子までは出かけたことがありましたが,その先は未踏の地,周りの景色がまるで別世界のようでした。
中央本線の周りは,山また山,真っ平で生活している小生にとって未体験ゾーンへの突入でした。
目にする地名も,「大菩薩峠」「川中島」等々,まさに甲斐の国,武田信玄の時代を思わせる土地に来たなと実感しました。

オーディオ
今回の旅行の目的の一つです。
今年,愛用の管球プリアンプの雑音(通称「ガリ」)修理のスペアとして,山梨・石和温泉で「サウンドライフハーモニー」を経営する岩崎さん製作の管球プリを購入したのが縁で,自慢のゴトウユニット・オールホーン4チャンネルシステムを見て聞くことになりました。

サウンドライフハーモニー1.JPGサウンドライフハーモニー2.JPG

「サウンドライフハーモニー」については,「ステレオ」誌10月号と11月号で紹介されています。
駆動するアンプは岩崎さん自作の管球(300Bパワー,管球プリ,イコライザー,チャンネル・ディバイダーなどすべて自作)システム,それにゴトウ・ユニットのホーン。ウーファーは,アルテックの38㎝×2(片チャンネル)。
出てくる音は,まったくノイズがなく,ストレスのない低音から高音までストレートに伸びるものでした。ウーファーのエンクロージャーも自作したそうで,610Aもウーファーも裏板は解放だそうです。
目の前のウロコが落ちる体験でした。

音楽談義をし,古いLPやCDの音に時間が過ぎていきました。
岩崎さんの淹れる自慢のコーヒーも別格です。

もう一つ,ダイヤトーンの16㎝シングルコーンスピーカー610Aをお客さん製作の管球アンプ(2A3使用)で鳴らしており(朝顔型ホーンの横),驚愕の音でした。このスピーカーは,私が中学生のころから活躍していたものでしたが,16㎝がこんなに良い音で鳴ることに驚きました。

マスターが淹れるコーヒーをいただき,2A3アンプを製作した方の農園で収穫した柿と葡萄ジャムのおみやげまでいただきました。

夜は,温泉につかりました。温泉につかりながら和室に泊まる,近頃こんな旅行はありませんでした。お世話になりました。



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