SSブログ

クリスマスにフォーレ・レクイエム [音楽]

今日はクリスマス・イヴ。寒い三連休の3日目で,仕事の整理をしながら,フォーレのレクイエムを聞いています。

今夜は,きっとホワイト・クリスマスになるでしょう。
我が家は夫婦二人きり,カミさんはケーキを食べ,私はワインかビールを飲んで音楽を聞いてのクリスマス・イヴとなるのではないかと思います。

さて,今もフォーレが流れていますが,私の手元には,1972年録音「指揮:ミシェル・コルボ,ベルン交響楽団,ボーイソプラノ:アラン・クレマン,バリトン:フィリップ・フッテンロッハー」(エラート)と1992年録音「指揮:ミシェル・コルボ,ローザンヌ声楽&器楽アンサンブル,ソプラノ:マガリ・ダミ,バリトン:ピーター・ハーヴェイ」(EMI)という,ミシェル・コルボのCDが2種ありまして,かつて,当ブログでも紹介したことがあります。

今日は,旧録音のボーイ・ソプラノの入ったものを聞いています。
コルボ/フォーレ「レクイエム」.jpg


宇野功芳さんは,この曲はボーイ・ソプラノでなければと言っておられますが,名曲名演です。天上から降り注ぐような音に包まれて,あの世に導かれればしあわせでしょう。
新録音もよい演奏です。新録音はモーツァルトのレクイエムとのカップリングですが,こちらも名演です。妙な暗さがなくオペラのような楽しさがあります。

信教などない私ですが,家族には,もしもの時は,この曲を聞きながら家族でご飯を食べて送ってくれと言ってあります。
世俗にまみれた私などには,似合わないかもしれませんが。

ちなみに,この演奏でボーイソプラノをうたったアラン・クレマン氏は,現在はテノールとして音楽活動をしているようです。

メリークリスマス!

nice!(0)  コメント(0)