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はた善2019.2.13 [食]

本日12時現在,青森市の積雪93㎝になりました。今冬最深雪のようです。
立春以降も寒さと雪が続いていましたが,今日も真冬日,明日は少し冬型が緩み,あさってからは少しずつ暖かさが訪れるようです。

昨日13日,仙台からmidoriさんが仕事で来青しました。
夕方ホテルでお会いしましたが,雪の多さと寒さにびっくりしていました。
「はた善」までの道は雪で凸凹,雪は降ったりやんだり,midoriさんが青森においでの時は,昨年12月から荒れ模様の日ばかり,しかし,今回を境に春らしい青森になるでしょう。願望を込めて。

今回の「はた善」は,カウンター席を予約していました。
親方には,彼岸フグ(赤目フグ)があれば,フグ鍋,そして,久しぶりに帆立の味噌貝焼きのリクエスト出していました。さていかに!

突き出し
今回の突き出しは,ベビーホタテの煮物,キノコの煮物,甘く煮た干瓢でした。
干瓢は,海苔巻きに良いような味。海苔巻きが食べたくなりました。

突き出し.JPG

ホタテの味噌貝焼き
津軽のソウルフードのような食べ物です。子供のころから食べてきましたが,近頃のように帆立の貝柱は入っておらず,大きな帆立貝を器に,イワシの焼干し,葱,少ししょっぱいみそ仕立てに玉子というもので,家族で食べる質素な食べ物でした。
しかし,今やお客様に出すお料理になりました。ホタテ貝から出汁が出るのかという問いに,親方は首を振っていました。俗説のようです。葱,セリ,味噌,玉子とホタテの絶妙なバランスがいいのですね。

帆立味噌貝焼き.JPG

ヤリイカにイクラ添え
今の時期,ヤリイカの本番です。刺身はヤリイカにしました。ヤリイカの身は甘い。

ヤリイカ.JPG

彼岸フグがあったようです。
ふぐちり鍋
親方が腕を振るった鍋には,彼岸フグのぶつ切り,白子,野菜。
これから,フグも成熟するので,白子も大きくなるのだそうですが美味しい。
3月,4月と大きくなっていくので,立派な白子が食べられるそうです。その時には「焼き白子」を食べられます。想像するとツバが出ます。

ふぐちり.JPG

フグの楽しみは,鍋の後のふぐ雑炊にありと言われますが,最後は「ふぐ雑炊」,青森ではこの時期ならではのお楽しみです。さらっとしていてだしが美味しい。3月か4月にまた期待しましょう。

ふぐ雑炊.JPG
お新香.JPG

ビール1杯のあと,持参したボルドー赤ワインを飲みましたが,美味しいものをいただくのに,赤白関係ありませんね。

店を出ると,雪は一段と降っていました。
前回と同様,雪をかき分け,jazzバー「ピア」で,JBLパラゴンから流れるジャズを聞きながらスコッチを1,2杯,マスターのオーディオ談義を聞きながら過ごしましたが,どうも最近のルーティンになりつつあります。

外は,益々降っていました。midoriさん,雪の中引っ張りまわしてすみませんでした。


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